この記事では、就活がいやだと感じているあなたのために、それを改善するための方法についてご紹介します。
就活は今後の人生を左右する重要なターニングポイントですので、いやだという感情に支配されて失敗してしまうのはあまりにも残念なことです。
何が原因で就活を頑張ることができないのかをはっきりさせて、少しでも前向きに就活に取り組めるようになりましょう!
就活がいやだと思う理由を見つめ直そう
そもそも就活をいやだと思うこと自体は何も変わったことではありません。
私も学生時代に就活をしていたときは、周囲の友人と「就活を辞めたい」とよく愚痴を言い合っていました。
中には就活を途中であきらめてしまう人や精神を病んでしまうような人がいたことを考えると、就活をいやだと思う気持ちは当然のことであると言えるでしょう。
ただし、就活がいやになる理由は人それぞれで、その理由によってとるべき行動も変わってきます。
まずは自分の心の声を聴き、自分にとって何が1番いやなのかを把握することに努めましょう。
人によって様々な理由はありますが、大きく分けると「就職したくない」ことと「就活が上手くいかない」ことの2つに分類することができます。
それぞれについて、以下でさらに詳しく解説していきます。
就職に違和感を感じるなら働き方を考えよう
就活がいやになる1つの理由として、企業に勤めて働くこと自体に違和感を感じているということが考えられます。
企業に勤めるのがいやだから就活をしたくないという場合には、企業勤めとは違う働き方に目を向けてみましょう。
現実的な選択肢として第一に挙げられるのがフリーランスとして独立するという働き方です。
フリーランスとして働く場合、企業勤めとは違って自由に働くことができるというメリットがあります。
具体的に言うと、働く時間や場所に制約がなく、自分で仕事を選ぶこともできるのです。
そのため、時間を効率的に使いやすく、人間関係などのストレスに悩まされることもほとんどありません。
一見とても魅力的に感じられる働き方ですが、デメリットももちろん存在します。
例えば、企業勤めの場合は雇用や給与などがある程度保障されますが、フリーランスの場合はそうはいきません。
健康保険や国民年金も企業勤めの場合より貧弱になってしまいますし、確定申告という面倒な手続きも必要になってきます。
また、フリーランスは自ら仕事を取ってこなければならないので、それ相応のスキルが必要になります。
職種にもよりますが、エンジニアであればプログラミングのスキル、ライターであれば文章力などいずれにしても高い専門性や知識が求められるのです。
ある意味で企業勤めよりも能力や責任感が問われますので、生半可な気持ちでフリーランスになるのはおすすめできません。
現在はスーパーフレックス制度など自由な働き方を推進する企業も増えてきていますので、フリーランスを考える前に、企業ごとの働き方を詳しく調べるのも1つの手です。
就活が嫌過ぎるならやり方を見直そう
就活が嫌になってしまう人の大多数は、単純に就活が上手くいっていないことが原因です。
選考に通過できないからいやになっている場合は、通過できるように今の就活のやり方を変えなければなりません。
少しでも楽に就活を進めるためにも、今のやり方の問題点を認識し、正しいやり方で就活を進めるようにしていきましょう。
取れる内定から取る
就活で失敗する人にありがちなのが、本命である大手企業や有名企業しか受けないというパターンです。
いきなり難関企業から受けて内定を勝ち取るのは至難の業です。相当優秀な人ではない限りまず無理ですので、このやり方は絶対に辞めておくべきです。
まずは同じ業界の小さい企業から選考を受け、面接などの選考に慣れてから本命の企業に挑みましょう。
小さい企業だとしても内定があるだけで精神的に楽になりますし、その後の選考にも自信を持って臨むことができます。
また、たとえ第一志望の企業に落ちたからと言って、それで全てがダメになるわけではありません。
どうしても行きたい企業であるならば中途でその企業に転職することを想定し、それを実現するためにどのようなキャリアを描くべきかを考えてみましょう。
性格検査には正直に答えよう
間違った性格検査の受け方も就活が上手くいかない大きな原因となります。
自分を良く見せようとして嘘の回答をしようとする人がいますが、そのような操作は歪な回答を生み出してしまいます。
変に着飾ってもかえって良くない結果になることがほとんどですので、性格検査には正直に答えるようにしてください。
また、たとえ自分の性格を偽って内定を獲得できたとしても、本来自分にはマッチングしていない会社ということなので入社してから苦労する可能性が高いです。
性格検査は試験というよりその企業とのマッチングを測るためのものですので、結果がダメだったからといって必要以上に落ち込む必要はありません。
OB・OG訪問で本命企業を見極めよう
就活がなかなか上手くいかず、どうしていいか分からないときはOB・OG訪問をしてみることをおすすめします。
OB・OG訪問では、説明会などでは分からない企業の本当の姿を知ることができるので、業界・企業研究に非常に役立ちます。
実際に働く人の声を聞く中で本命企業を絞っていきましょう。
選考の内容や対策についても聞いておけば、自分の就活のやり方をアップデートする良い機会にもなりますよ。
また、OB・OG訪問で聞いた内容を志望動機や将来やりたいことに盛り込むと、内容に説得力が増して面接でも有利になります。
気になる企業には早いうちから積極的に足を運ぶようにしましょう。
面接ネタはありきたりなものでもOK
自分には面接で話すことがないから面接は無理だと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、そのような心配は無用です。
大事なのは「何をしたか」という結果よりも、そこに行きつくまでのあなたの思考や行動、そしてそこから表れる人間性です。
コンビニのアルバイト、運動系サークルといったありきたりなネタでも、それで人間性が伝わるのであれば特に問題はありません。
自分が成果を出すためにどのような工夫をして頑張ったのか、そこから何を学んだのかといったことがきちんと書けていれば良いのです。
エピソードをただ話すのではなく、アピールしたい能力や性格がその企業でどう活きるのかまで伝えられると高い評価を得ることができます。
就活したくないという気持ちにケリをつけよう
いかがだったでしょうか?
就活がいやになることは誰しもありますが、そこで立ち止まってしまっては何も解決しません。
これまでの就活を振り返り、自分がいやだと思う原因をはっきりさせて、それを改善するための行動を取るようにしましょう。
就活はやり方さえ間違えなければ、自分の人生を決定することができる有意義で楽しいものになるので、前向きに取り組むことが1番です。
就活に力を入れれば入れるほど、本当に自分と合う企業に出会うことができますし、入社してからも仕事を楽しむことができるのです。
将来の自分のためにも今の辛い時期を乗り越え、「あのとき頑張って良かった」と思える就活にしてください!
※就活を楽に終わらせるための裏技については以下の記事にまとめているので、併せてご覧ください。