就活塾に洗脳された時の対処法とやばい就活塾の実態

外さない塾の選び方

就活塾から強引な勧誘を受けたりまるで洗脳のような指導方法に疑問を抱いたりしていませんか?

または、あなたの友人からそのような相談を受けたりしていませんか?

残念ながら、世の中には怪しい詐欺的な就活塾がいくつか存在しますし、中には就活生を洗脳してまで自らの利益を追求する悪質な就活塾もあります。

実際、そういった塾に捕まり無理矢理入塾させられた挙句、就活に直接関係ないような指導を受け続け就活に失敗するというケースが毎年後を断ちません。

そこでこの記事では、そんな悪徳就活塾が入塾させるために使う洗脳テクニックをはじめ、洗脳が過ぎる指導の実態を明らかにしていきます

洗脳されていると気付いた時の対処法や就活塾の洗脳から身を守るための方法についても解説しているので、この記事の内容を参考にしてやばい就活塾から今すぐあなたや友人の身を守ってくださいね!

就活塾に入塾させるための洗脳テクニック

悪質な就活塾は「就活を助けてほしい」という学生の気持ちを巧みに利用して入塾させようとしてきます。

無料のセミナーに誘い出し、洗脳テクニックを駆使して強引に契約を迫ろうとするのです。

入塾させるための強引な勧誘方法や入塾のために行う洗脳についてはいくつかの典型的なパターンが存在するので、ここからは具体的な事例とともにご紹介していきます。

危ない就活塾があると知っておくことでトラブルに巻き込まれるのを未然に防ぐことができますが、詳しい事例は以下の通りです。

個室で複数のスタッフに囲まれ、かなり威圧的に長時間にわたり勧誘される

これは就活生が断ろうとしてもしつこく勧誘を繰り返すことで、「とにかく早くこの場を逃げ出したい」という気持ちにさせる手口です。

契約をしてはいけないと分かっていても、契約さえすればこの場から逃れられるという気持ちに負けてしまうのです。

「ここで入塾を決めなければ絶対に就職できない」などと怒鳴りつける


最初は温厚に説明してしてくれていたはずの担当者が、断ろうとした瞬間に態度を豹変させるというパターンがよくあります。

威圧的な態度で学生を委縮させ、不安を煽るような発言を繰り返すことで抵抗する気をなくさせるのです。

「20歳を超えているのに親に相談するのはおかしい」と自立を促す

悪質な就活塾にとって親や第三者に出てこられることは非常に面倒なので、就活生1人で決断をするように仕向けるのです。

自分のことは自分で決めなければならないと言い聞かせ、誰かに頼るという退路を断つことで就活生を契約に追い込みます。

消費者金融に連れて行かれたりバイトを紹介されたりする


強引に勧誘されたとしてもお金がないことを理由に断れば丸く収まるのではないかと考えているあなたは悪質な就活塾の本当の怖さを分かっていません。

悪質な就活塾は、学生がお金がないことを理由に入塾を拒否しようとすることは想定済みですので、そうされないように無理矢理にでもお金を用意させようとするのです。

このように、就活に悩む学生という弱みにつけ込んで契約する以外の選択肢を与えないというのが悪質な就活塾のやり方です。

普通ならおかしいことだと分かっても、就活が上手くいっていない不安や焦りを刺激されてしまうと正常な判断ができなくなってしまうのです。

こうした怪しい就活塾の実態については以下でもまとめていますので、興味のある方はどうぞ。

悪徳な就活塾の実態と対策とは?

無理矢理入塾させられそうになったときの対処法

悪質な就活塾には近付かないようにすることが1番ですが、相手もプロですのであの手この手を使って就活生と接触しようとしてきます。

ここでは、実際に就活塾から強引に勧誘された際の対処方法について解説しますので、いざという時のために覚えておきましょう。

まず、相手が全く食い下がりそうにない場合の対応としては、「次の予定がある」など適当な理由を作って強引にその場から立ち去るのが基本です。

それでも今すぐ契約するよう迫られた場合は「他の就活塾も検討したい」という旨を伝え、今日は決められないという姿勢を強く示してください。

また、親に相談しないよう追い詰められたり金策を勧められたりした場合は、

「いかなる契約をする場合にも必ず親の承諾を得なければいけないと言われているので、どうしても自分1人ではこの場で契約できない」

と言い返しましょう。

親を言い訳にするのは気が進まないという人もいるかもしれませんが、そんな悠長なことを言っている場合ではありません。ぜひ、迷わずに親を引き合いに出しましょう。

ここまでしてもなお契約を迫られる場合は、最後の手段として「これ以上引き止めるようなら消費者センターに通報する」と警告しましょう。

入会してから塾の中で行われる洗脳とは?

勧誘の段階で就活生を巧みに騙そうとする就活塾はもちろんですが、入塾してから就活生を良いように利用しようとする就活塾にも注意が必要です。

ここでは実際に受講生を洗脳し続け、問題行為をまかり通しているやばい就活塾の実態について説明していきます。

悪質な塾が行う主な問題行動

悪質な就活塾の問題行為としては以下のようなものが挙げられます。

  • 高額教材の強制購入
  • 合宿やレッスンへの強制参加
  • 無理に友人を紹介させる

悪質な就活塾の中には、高額な教材を用意して「この教材がないと内定できない」と学生を不安にさせ、強制的に購入させるところがあります。

また、合宿や集団レッスンに強制参加させる塾も危険です。

参加しなければ内定できないと不安を煽り、集団で授業を行う中で就活生を染めていくのです。

人は少なからず同調圧力を受けて感化されてしまいますし、塾側からすれば1度に多くの人に指導できるという点で手間も省けますので、集団でまとめた方が手っ取り早いのです。

さらに、塾によっては就活指導とは関係のないところで就活生に無理を強いる場合もあります。

塾が営業力強化の一貫として就活生を利用し、無理に友人を紹介させることで新たな生徒を獲得するのです。

このように、就活支援という本来の就活塾の役割とかけ離れた形で学生に負担を強いる塾が実際に存在するということを頭に留めておいてください。

募金をさせる宗教的な就活塾も

就活塾の洗脳に関する相当悪質なケースとしては、精神論に傾倒しすぎるあまり、宗教的な指導をする就活塾の存在が挙げられます。

塾の異常な方針に洗脳され続けた結果、精神力を鍛えたり協調性を身に付けたりするためと称して、就活に関係ない募金などをさせられたという事例もあります。

このような塾についてはYahoo!知恵袋などに様々な投稿がされており、受講者自身が宗教的であると認める口コミも複数見られます。

事前に評判をチェックしておいた上で、このような塾に引っかからないよう気をつけてください。

本当にやばい就活塾の実態とは?

現在の就活塾市場では、洗脳に限らず他にも犯罪に抵触するような行為を働く塾が少なからず存在します。

本当にやばい就活塾の具体的な事例としては、体罰を与えたり、女子学生に対して肉体関係を迫ったりするといった卑劣なものが挙げられます。

もしこのような事態に巻き込まれた場合は迷わず第三者に相談しましょう。

相手は「何としてでも内定が欲しい」という学生の心理につけ込んで何でもまかり通そうとしてきます。

お金や内定のことが心配になる気持ちは分かりますが、そのような塾に行っても一切良いことはないので絶対にやめるべきです。

また、講師の虚言が酷すぎる塾もかなり危険です。

このような塾の講師は出身大学や経歴などの詐称にとどまらず、授業ごとに話の内容が全く違うため就活生を混乱に陥れてしまう傾向にあります。

なお、ここまでの内容を見て「まともな就活塾ってあるの?」、と思われましたら正しい就活塾の選び方やおすすめの就活予備校をランキング形式でまとめている以下のページをご覧ください。

おすすめの就職塾や就職予備校の見極め方を学ぶ

やばい就活塾に搾取されないための3つのポイントとは?

上記で紹介したような悪質な就活塾はあなたの就活を成功させるどころか、むしろ状況を悪化させるだけの極めて迷惑な存在です。

そのようなやばい就活塾に搾取されないためにはできる限りの自衛をすることが大切です。

ここからは、やばい就活塾に引っかからないために気を付けておくべきポイントを3つご紹介しますので、ぜひ覚えておくようにしてください。

①入塾する塾は厳選する

やばい塾に搾取されないための最初のステップは、就活塾を検討する際に事前に見極めておくことです。

良い就活塾は強引な勧誘をしませんし、利用者が知りたい情報をきちんと公開している傾向があります。

一方で悪質な塾はその酷い実態を明かさないために、あまり情報公開をしていないことが多いのです。

そのため、講師の数や内定実績、指導内容が明確に掲載されている塾ほど優良な就活塾である可能性が高いです。

また、公式ホームページだけではなく、外部サイトやYahoo!知恵袋などの口コミを見ておくことで、よりリアルな就活生の評価を知ることができます。

入塾を決める際には自分1人で判断するのではなく、必ず親や友人に相談してから決めるようにし、少しでもやばいと思ったら入らないようにしましょう。

②入塾後も塾の講師を信じ過ぎない


就活塾はあくまであなたの就活をサポートしてくれる存在であって、すべてを肩代わりしてくれるものではありません。

自分の意志を持った上で、いかに必要なサービスを上手に活用できるかが就活塾を利用するときの大切なポイントです。

塾の講師を信じ過ぎるとマインドコントロールされて洗脳を受けても気付かなくなっていくので、あくまでセカンドオピニオンとしてアドバイスを受け止めましょう。

何事も鵜吞みにするのではなく、一度自分の中で再考するクセをつけるようにし、客観的な視点で物事を見るように心掛けておきましょう。

優秀な講師の特徴について、就活塾の講師にどのような人が多いのか以下でまとめていますのでどうぞ。

就活塾の講師の特徴と質の高い講師について

③身の危険を感じたら逃げる

「少しでもやばいな」と感じたら逃げることも大切です。

我慢しながらずるずると悪質な就活塾に囚われていると、自分でも気づかないうちにどんどん洗脳されてしまいます。

もしあなた自身がここまでご紹介したようなトラブルに見舞われていると気付いた場合、友人や親などの信頼できる人をはじめ、消費者センターなどの第三者に相談しましょう。

くれぐれも自分1人で何とかしようと無理はしないでください。

場合によってはクーリングオフや契約の取り消しができることもあるので、少しでも指導方針に疑念を抱いたらなるべく早く相談することをおすすめします。

就活塾に洗脳されていると気付いた時の対応方法

「洗脳だなんて大げさだ、自分は引っかからないし大丈夫だ」と思ったかもしれませんが、この記事で書いたような事例は実際に起こり得ることです。

就活塾に洗脳されないためにも自分の頭できちんと考え、怪しい就活塾から勧誘を受けた場合は毅然とした態度で断ることが大切です。

また、悪質な就活塾で何もせずズルズルと指導を受け続けると、次第に洗脳されていることに気づかなくなり取り返しの付かないことになります。

少しでも疑念を感じた段階で第三者から客観的な判断を仰ぎ、悪質な就活塾から離れる手立てを考えましょう。

最後に、洗脳を行う就活塾についてまとめます。

  1. 入塾させるために威圧したり怒鳴ったり親に相談させるのを阻止しようとする
  2. お金がないと断っても消費者金融に連れて行ったり、バイトを紹介しようとする
  3. しつこい勧誘には「消費者センターに通報する」と警告して立ち去る
  4. ヤバイ就活塾は、高額教材の購入や合宿への参加を事実上強制する
  5. ヤバイ就活塾の犠牲にならないための対策は以下の3点。
    ①塾を厳選する
    ②講師を信じすぎない
    ③身の危険を感じたら逃げる

就活塾は使い方によってはあなたの強力な助っ人になってくれる存在です。

前述の通り、しっかりと情報収集をしてあなたに合った優良な塾を見つける上では各塾の評判や口コミをチェックすることが欠かせません。

以下の記事では各塾の評判や口コミを集計してランキングにしているので、併せてお読みになって塾選びの参考になさってくださいね!

就活塾の評判・口コミランキングはこちら