【徹底解説】 最近はやりの就職予備校とは?

就活予備校について外さない塾の選び方

「就活のことを調べている内に就職予備校なるものの存在を知ったけど、どんなものなのかよく分からない……。」

そんな「就職予備校に興味があるからもっと詳しく知りたい!」という方のために、就活予備校の気になるアレコレを分かりやすくまとめました!

就職予備校に通うメリットや利用する際の注意点など、あなたの気になる情報をギュッと詰め込みましたので、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも就職予備校とは何か?

机上で頬杖をつく女性
まずは就職予備校がどういうものなのかをきちんと知っておきましょう。

実際に私が通っていた予備校のカリキュラムも紹介していますので、具体的な授業のイメージなども掴んでいただけると幸いです。

新卒の就活で失敗しないための専門塾

就職予備校とは、新卒の就職を成功させるために様々な選考対策を行う場所であり、受験で通うような学習塾の就活版だと考えていただければわかりやすいかと思います。

ただし、就活塾と一口に言ってもサービス内容や受講期間、料金体系などは様々ですので、自分のニーズを満たしてくれる塾をしっかり見極めることが大切です。

ちなみに就職予備校の相場料金については安い塾の名前と併せて以下のページで特集しておりますのでぜひご覧ください。

授業料の相場と安価な塾を一挙大公開

通えばどんな事を学べるのか?

就職予備校で学べることは大きく以下の2つに分けることができます。

  1. 志望企業への内定に必要な就活ノウハウ
  2. 内定後にも生かせるビジネススキルやコミュニケーション能力

1つ目の就活ノウハウについてはほとんどの予備校で提供されているものであり、自己分析の方法やエントリーシートの書き方、面接での受け答えの仕方などがこれに当てはまります。

一方で、2つ目に挙げた内容はすべての就活塾で提供されているものではなく、その内容も塾によって様々です。

私が通っていた就職予備校ではセールスやマーケティングの基礎知識をプレゼンの練習を兼ねて学ぶという授業があり、内定後に役立つコンテンツが多数用意されていました。

私が通った就職予備校のカリキュラム

就活塾の授業カリキュラムは塾によって違いますが、ここでは私が大学生時代実際に通学していた塾のものを例として紹介します。

  • 自己分析と志望企業の決定
  • 業界・企業研究
  • WEBテスト対策
  • エントリーシートの書き方
  • グループディスカッション対策
  • 面接対策
  • ビジネススキル基礎知識

上記のようなカリキュラムのもと、授業で指導をしてもらうほか、毎回出される宿題をこなすような形で学習を進めていきました。

カリキュラムの内容はそれぞれ決まった時間をやるというわけではなく、自分が苦手なところは重点的に対策してもらいました。

その一方で特に苦手ではない点に関しては対策を軽めにしてもらい、対策する分野に関しては私の状況に応じて柔軟に組み立てることが可能でした。

絶対に通った方が良い5つの理由

バインダーを持つスーツ姿の女性
就職予備校の概要についてある程度分かったところで、ここからは実際に就職予備校に入るべきかどうかということを一緒に考えていきましょう。

以下で就職予備校に通うことのメリットを5つ紹介していきますので、現在のあなたの就活状況と照らし合わせながら見てくださいね。

メリット①:新卒の就活で大失敗をしなくて済む

新卒として就活できるチャンスは基本的に1度しかなく、これは今後の人生を大きく左右する非常に重要なイベントです。

ここで大失敗してしまうと、そこから軌道修正するのは大きな労力と時間がかかりますし、リカバリーが難しいケースも多くあります。

しかし、就職予備校に通っていれば、その道のプロから提出書類や面接の練習を手伝ってもらうことができますので、我流でやって大失敗するというリスクはかなり低くなります。

就活においては、ESでも面接でも他者からの評価が全てであり、自分では良いと思っていることでも相手にとってはイマイチということが多々あります。

予備校では第三者からの視点が常にあるので、このようなギャップが生まれることを防ぐことが可能なのです。

メリット②:就活に役立つ情報が沢山手に入る

就職予備校は毎年多くの就活生を指導している、言わば就活のプロとも言える存在です。

そのため、大卒・大学院卒・専門学校卒・国立/私立大学・理系・文系など、様々な就活生に対応した選考情報が、初めて就活に挑む人とは比べ物にならないくらい蓄積されているのです。

就活では情報の量と質が結果を大きく左右するので、自分だけでは得られない情報をゲットできるというのはそれだけで非常に有利になります。

メリット③:学外の意識の高い就活仲間が出来る

就活は始める前の想像よりもはるかに大変で、上手くいかないことも多いため、一人でやると心が折れそうになることが多々あります。

特に周囲の友人が就活に対して意識の低い人ばかりの場合は、自分だけが浮いたり孤立気味になったりしてしまい、より孤独感を感じてしまいます。

ですが、就職予備校に通っていれば自分と同じように就活を頑張りたいという大学生・就活生と一緒に励むことができるのです。

一緒に頑張ってくれる人がいる環境は心の支えにもなりますし、お互い良い刺激を受けながら切磋琢磨していける環境があることは素晴らしいことです。

メリット④:身の丈以上の企業への入社も狙える

新卒での就活は大学の学歴や生まれてから今までのコミュニケーション能力で行ける会社のレベルがほぼ決まってしまうと言っても過言ではありません。

しかし、塾に通えば学歴やコミュ力といったハンデを払拭できるだけのテクニックを教えてもらえますので、自分の身の丈以上の企業に入ることも夢ではなくなります。

実際、私の周りにも日大からメガバンクに内定するなど多くの逆転合格がありました。学歴を重視するメガバンクが日大から内定者を取るのは異例なので就活塾の力と言えます。

日大の知人のケースのように就職予備校の力を借りれば自分の肩書やスキルにコンプレックスがある人でも身の丈以上の企業に入社できるチャンスがあるのです。

メリット⑤:各業界のOB訪問が出来る

志望企業を考える際、学生の場合はどうしても憧れやネームバリューで選んでしまいがちですが、そのような判断の仕方はとても危険です。

イメージだけで企業選びをしてミスマッチを引き起こさないためにも、実際に働いている社会人の話を聞くことは大事です。

就職予備校には色々な業界で働いている卒業生がいますし、彼らと触れ合うことができる機会もたくさん用意してもらえます。

このように色々な業界の話を聞いた上で、自分に合った業界や職種を探すことが出来るという点も、就活塾に通うことの大きなメリットなのです。

就職指導塾へのよくある質問6選

ノートパソコンに向かう女性
「就職予備校に通うメリットも知ることができて就職予備校のことをもっと本格的に考えたいけど、まだまだ知らないことがたくさんある……。」

そう思っている方も多いのではないでしょうか?

そこで、ここからは就活予備校に対して多くの学生が抱いている疑問を一気に解消していきたいと思います!

今一度自分が就職予備校に通う必要があるのかどうか考えるきっかけにしてくださいね。

Q1:料金はいくらくらいなのか?

入塾を検討する上で料金は1番に気になるポイントかと思いますが、相場としてはだいたい20万円~30万円程度の就活塾が多いです。

参考として以下に就活塾業界の中でも有名な塾の価格を挙げましたが、どの塾も相場価格と同じような値段になっていることが分かっていただけるかと思います。

塾名料金
我究館198,000円
(大学3・4年生/院生コース)
内定塾199,800円
(総合コース)
内定ラボ138,000円
(内定フルサポートコース)
キャリアアカデミー240,000円
(フルサポートコース)

塾名クリックで詳細ページを表示
相場価格から大きく外れている塾は怪しい塾の可能性もありますので、なぜその価格設定になっているのかをあらかじめ確認しておくようにしましょう。

Q2:通ったら絶対に内定できるのか?

残念ながら、就職予備校に通ったからと言って絶対に志望企業に受かるという保証はありません。

特に基礎スペックで比べた場合、たとえ塾に通ったとしても学歴差による壁が大きく立ちはだかります。

ただし、面接トレーニングや何度もエントリーシートの添削を受ければ、努力しただけ内定率は高まりますし、少なくとも全落ちするという最悪の事態は避けることはできます。

Q3:絶対に通った方が良い学生とは?

就職予備校は自分の力で志望企業に内定できる自信がある人にはそもそも必要のないものです。ただし、就活予備校の力を借りなくても大手企業に入れるだけの実力を持つ学生はほんの一部。そのため、トップ5%~10%の学生に入れないのでしたら通うことをおすすめします。

そして特に通った方が良い学生の特徴として、以下の3つが挙げられます。

  • スキルや経験はあるが就活のやり方がよく分からない
  • 学歴に不安はあるが頑張ってそれなりの企業に就職したい
  • 学歴や勉強には自信があるがコミュニケーション能力がない

これまでの人生経験や学歴、頭の良さを短期間でどうにかすることはできませんが、選考を突破するためのノウハウを徹底的に叩き込めば内定にぐっと近づくことが出来ます。

また、就職予備校では面接やGDなどのコミュニケーション能力が重視される選考の練習をかなり重点的にやってくれます

この練習を繰り返せば、能力はあるけど話すのが苦手という人は大きく化ける可能性があります。

Q4:オンライン受講は可能なのか?

「通学に時間がかかってしまう」「大学生活が忙しいので出先で受講したい」など、オンライン受講に対するニーズは多いようです。

実際、コロナ蔓延の現状も相まってオンライン対応している就職予備校はかなり増えてきています

しかし、ここで注意が必要です。

オンライン対応の表記がある就活塾でも、ES添削や就活相談のみオンラインに対応しており、肝心の就活講座は対面といった場合が存在します。

自分に合った塾に通うためにも、事前にしっかりとどこまでオンライン対応しているのかはチェックしておきましょう。

ここで、就活講座からES添削や就活相談、面接対策などまで基本的にすべてのサービスをオンラインで受けられる塾を5つピックアップしましたのでご覧ください。

オンライン講義が受けられる塾一覧
内定スタート面接塾
ホワイトアカデミー
内定ラボ
就活salon
ネット就活塾

塾名クリックで詳細ページを表示

Q5:キャリアセンターと就職予備校の違いとは?

「就活予備校なんて利用しなくても大学のキャリアセンターを利用すればいいんじゃないの?」と疑問を抱いた方もいらっしゃるかと思います。

確かにキャリアセンターも就活予備校も就活をサポートしてくれる機関という意味では同じようなものです。

しかし、就活予備校はお金を払わなければならない分、キャリアセンターより豊富なサービスが受けられるという違いがあります。

大学のキャリアセンターはあくまでも学生全体に向けて画一的なサポートを提供する場所であり、定期的なイベントや相談会の開催はあっても、長期にわたって個別に指導をしてくれることはありません。

志望企業を見つけるための自己分析から合格するための最適な就活対策まで、付きっきりで個別に対策をしてくれるのは就職予備校ならではです。

ある程度自分で就活を進められるという自信がある方はキャリアセンターでも十分かもしれませんが、しっかりとしたサポートを求める場合は就職予備校の方が向いていると言えます。

Q6:就活って自分でやるものではないの?

現状では就職予備校を使う人は圧倒的に少なく、自力でやる人が大多数ではありますが、毎年変わる就活市場の中で、就活塾を利用する人は年々増えています。

つまり、大学受験で予備校に通うのと同じようなことであり、就活で塾を利用するというのは何も珍しい話ではありません。

自分でできるならそれに越したことはありませんが、誰かに手伝ってもらうことは何も恥ずかしいことではありませんので、必要ならば塾の利用を検討してみてください。

就職予備校に通う際の3つの注意点

3つのポイント
ここからは実際に就職予備校に通う際に注意しておいた方がよいことを3つご紹介します。

先ほども少しお話しましたが、就職予備校に通うだけで内定が獲得できるわけではありませんので、「いかに利用するか」という視点を忘れないようにしておきましょう。

絶対に内定率が高い塾を選ぶべき

1つ目の大事なポイントとして、内定率は必ずチェックするようにしておきましょう。

就活塾は指導力も料金もバラバラですので、限られた情報の中で優良な塾を見極めなければなりません。

その際、内定率は就活塾の良し悪しを最も直接的に表すパラメーターとして非常に役立ちますし、最低でも内定率95%を超える塾を選ぶのがベターです。

ここで、内定率が95%を超える就職予備校を5つピックアップしましたのでご覧ください。

塾名内定率
ホワイトアカデミー100%
大阪ワイズ就活塾100%
就活.salon100%
キャリアアカデミー98%
内定塾98%

塾名クリックで詳細ページを表示

塾に通いながらも自分でも頑張る

何度も言いますが、塾に通うだけでは大した意味はなく、自分でいかに塾で学んだことを生かして頑張れるかが結果を大きく左右します。

特に根本的なスペックや能力は塾でも何とかすることはできませんので、自分で地道にTOEICのスコアを上げたり、ESのネタになる経験を積んだりすることが大切です。
「塾に何とかしてもらおう」ではなく「自分で何とかする」という気持ちでないと、本当に行きたい企業から内定をもらうことは難しいです。

塾を使い倒す姿勢が重要

就活塾はあくまで就活をスムーズに進めるための環境であり、その環境を最大限に活用することが大切です。

つまり受け身な態度で与えられる課題だけをこなしているようではダメだということです。

見てもらいたいESがあったら自分からメールを送ったり、何か困ったことがあればすぐにサポートをお願いしたりするなど、自分から積極的に使わないと宝の持ち腐れになってしまいます。
せっかく高いお金を払うのですから、遠慮せずに使い倒すくらいの姿勢で利用しましょう。

おすすめの就職予備校3選

次に内定を獲得する事を目指して就職予備校に通うのでしたら目をつけておきたいおすすめの就活塾を3つご紹介します。

私が自信をもっておすすめするこれらの塾は、前述の「最低でも内定率95%を超える塾を選ぶ」という基準を上回る、驚異の内定率100%を実現しています。

また、オンラインサポートも充実しているため、通塾出来ない方や多忙な方にとっても利用しやすいといった点にも注目です。

なお、ここでご紹介するホワイトアカデミー・大阪ワイズ就活塾をはじめとしたおすすめの就活塾(就活予備校)については以下のページでまとめておりますのでぜひご覧ください。

おすすめの就職塾ランキングはこちら

ホワイトアカデミー

ホワイトアカデミー
画像の引用元:ホワイトアカデミーのトップページ

塾名ホワイトアカデミー
アクセスJR新宿駅南口より徒歩12分
指導形式マンツーマン指導

ホワイトアカデミーは東京都新宿区にある就職予備校です。

ホワイトアカデミーにはホワイト企業からの内定がもらえなかった場合料金を全額返金してもらえるという、内定保証が存在します。

ホワイト企業への内定を保証している点は、業界でも唯一無二のユニークな制度となっています。

また、指導員には一流企業で活躍する現役のビジネスパーソンを起用しており、指導の質が非常にハイレベルな点にも注目です。

質の高い指導を受けホワイト企業から内定を貰いたい方にとっては、自信をもっておすすめ出来る就職指導塾です。

ホワイトアカデミーの特集ページはコチラ

大阪ワイズ就活塾

大阪ワイズ就活塾
画像の引用元:大阪ワイズ就活塾のトップページ

塾名大阪ワイズ就活塾
アクセス梅田駅5番出口より徒歩5分
指導形式マンツーマン指導

大阪府梅田に校舎を構える大阪ワイズ就活塾は、創業から10年間完全個別指導を提供しています。

大阪ワイズ就活塾では塾長から直接学べるため、ハズレ講師を引いてしまう心配が全くないというメリットがあります。

また、民間企業だけでなく公務員志望者の就活指導にも長けており、その成果は驚異の内定率100%。

大阪近辺にお住まいの方にとっては非常におすすめの就職予備校です。

大阪ワイズ就活塾の特集ページはこちら

就活.salon

就活サロン
画像の引用元:就活.salonのトップページ

塾名就活.salon
アクセス銀座駅A5出口より徒歩3分
指導形式完全オンライン指導

就活.salonは、完全オンラインの就職指導塾です。

完全オンラインということで、日本の大学生のみならず留学生や海外大生の就職支援も行っているという特徴があります。

また、CAやGS向けのコースも併設されており、海外企業・航空関係に強いといった点にも注目です。

地方在住で就活塾に通えないという方、海外企業やCA・GSを狙っている方には非常におすすめの就活塾です。

就活.salonの特集ページはこちら

このページのまとめ

今回のページのまとめ
ここまでの内容はいかがでしたでしょうか?就職予備校について少しでも理解が深まっていれば幸いです。

改めての話ですが、ここまで取り上げた内容の中で特に大事なポイントを以下にて一覧にしてみました。

  • 就職予備校に通うことで身の丈以上の企業が狙える
  • 料金相場20万円~30万円程度
  • 通うだけで内定できるわけではない
  • 利用を検討する際は内定率が高い塾を選ぶべき

就職予備校に通うことで得られるものはたくさんありますが、得られるものの大きさはあなたの頑張りにかかっていると言っても過言ではありません。

自分で頑張っていい企業に行きたいという気持ちがあるなら、就職予備校は必ずあなたの役に立ってくれますので、ぜひ本格的に塾を探してみてくださいね!

コラム:大学は真の意味では就職予備校ではない

最近、ニュースなどで「大学は就職予備校になっている」という主張を耳にしたことがあるかもしれませんが、これは100%正しいとは言えません。

と言いますのも、大学はそもそも就活に直接役立つような授業なんてほとんどありませんし、大学のキャリアセンターの運営もあまり力を入れていない大学の方が多いのです。

中には就活対策をする大学も一部存在しますが、エントリーシートの添削や面接指導などを回数無制限で行っているところはまずありません。

さらに、大学が就活に力を入れる理由は就職率を高める自社のPR的な要素が強く、本気で生徒を良い企業に入れるための本格的な指導は行っていません。

そのため、一発勝負の就職活動において、大学に通っているだけで完璧な準備をするのはとても難しいことなのです。

最後に評判の良いおすすめの就活塾(就職予備校)をランキング形式で取り上げているページをご紹介しますのでぜひご覧ください。

口コミ評価の高い就職予備校一覧

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