就活で失敗する大学院生と成功する院生の違いとは?
日々の研究や論文の作成で忙しいとはいえ、就活が近づくと不安になりますよね。
特に「研究と就活の両立の仕方」、「院生という経歴が就職活動でどう評価されるのか」、「就活で失敗しないためには何をすべきか」といった点については気になるかと思います。
そこでこのページでは就活に失敗してしまう大学生の特徴や失敗が怖いのならば絶対に心がけておきたい6つのポイントについてまとめてみました。
最後まで目を通せば大学院生として就職活動に取り組むメリット・デメリットや大学院生を積極的に採用する企業名まで分かります。
就活に失敗する大学院生の5つのパターン
就職活動の失敗が怖いのでしたら就活で失敗する大学院生の特徴を知ることが欠かせません。そこでこのページの最初に就活に失敗する大学生の主な5つのパターンを一覧にしてみました。
失敗パターン① 就活のスケジュールを把握せず乗り遅れる |
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一般にエントリーシートの提出期間は3月〜4月に定められていることが多いです。 資格や実績については、前年度までに取得しておかないとESの段階でアピールすることが出来ません。 OB訪問や企業研究なども面接間近に焦って行おうとしても上手く行かないので、しっかりと計画性を持って就活に臨むようにしましょう。 |
失敗パターン② 研究と就活の両立が出来ずに失敗する |
両立は簡単なものではありませんが、どちらも中途半端にしてしまうことは避けましょう。 中途半端な就活で失敗してしまった場合、大学院での研究も疎かにしていると就活留年の退路も断ってしまうことにもなりかねません。 |
失敗パターン③ 自分の専門が全く役に立たない業界を受ける |
一般的な就活生は自分の学びを生かした業界を志望します。 自分の専門が全く役に立たない業界にチャレンジし、その様な就活生たちと競い合うとしたら、あまりにも分が悪すぎます。当然これは避けるべきです。 |
失敗パターン④ 面接の場で自分の良さを伝えられない |
面接は他の就活生との競いの場です。 他の就活生ではなく何故自分なのか、それをしっかりと伝えることが出来なければ面接官の目に留まることはありません。 |
失敗パターン⑤ 極端にエントリーする企業数が少ない |
憧れの企業ばかりの応募、第一志望の企業のみの応募などは就活の失敗に繋がりやすくなります。 第二、第三希望であろうと内定を持っておくことは精神面の支えにもなりますし、いざと言う時の滑り止めにもなるので、しっかりと検討しましょう。 |
どうでしょうか。今取り上げた5つのポイントの中のどれか1つにでも合致するものがあれば就活で失敗する確率が上がります。
しかし、逆を言えば今回取り上げた就活で失敗する大学院生の5つのパターンを知り、全てを避けることが出来れば失敗確率はほぼ0になります。
そこでここからは就活で失敗する大学院生にならないために気を配っておきたいポイントについてご紹介していきます。
ポイント①:就活のスケジュールを正しく把握する
大学院での研究が忙しい中、就活のスケジュールを正しく把握することは必須事項です。
まずは大まかな就活スケジュールを表にまとめてみましたので、こちらをご覧ください。
時期 | やるべき事 |
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夏季インターン応募期間 (5月~7月) | インターンの面接を受ける |
秋・冬インターン応募期間 (9月~12月) | WEBテスト SPI対策 OB訪問 |
1月~5月 | ES作成 面接対策 |
3月~5月 | 企業説明会 企業エントリー |
6月~ | 選考・面接 |
如何でしょう。かなり忙しい印象を受けた方もいるのではないでしょうか?
上記に加え、ES作成や面接までに、自己分析や企業研究をしっかりと行うことが大切です。
これらのスケジュールをしっかりと把握せず就活を先延ばしにしていると大変なことになります。ESに書きたい資格や実績の取得が間に合わなかったり、面接間近で焦ってOB訪問をするような形となってしまい、準備が不十分なものとなってしまいます。
就活を万全の準備を以て迎えるためにも、就活のスケジュールはしっかりと頭に入れておくようにしましょう。
ポイント②:研究と就職活動の両立には気を配る
大学院での研究が忙しくて就活にまで気が回らない方もいらっしゃると思います。しかし、企業はそのようなことは考慮してくれません。自身で両立を心がけることが重要です。
具体的には繁忙期を分けたり、すきま時間を使って準備を進めていくことが大切になってきます。
例えば、授業を前期に詰めて後期をOB訪問やWEBテストの勉強に割いてみたり、大学までの往復の時間で自己分析や企業研究を行ってみたり…。
時間の使い方は人それぞれですが、繁忙期のメリハリをつけ、上手にスケジュールを組むことが出来れば、それだけ就職活動の成功率はアップします。
ポイント③:自分の研究と有利な企業(業界)を受ける
当然企業は、即戦力を得るに超したことはないと考えています。学部卒の就活生よりも専門性のある知識を携えているというだけで、企業側からしても育成に比較的時間がかからないなどという点で目に留まりやすくなります。
また、研究職であれば大学院を卒業していることが大前提として求められる場合も多く、自身の研究と受けたい企業の開発内容が近い場合、他の就活生との明らかな差別化を図れていることになります。
有利な企業や業界の特徴とは?
やはり、自身の研究とリンクした企業が有利であると言えます。以下に例を挙げるので参考にしてみてください。
ハードウェア系分野の研究をしている
この場合、電気・電子系のメーカーなどが有利であると言えます。
研究職であれば大学院で培ったスキルを存分に生かすことが出来るでしょうし、セールス担当でも、専門知識のある人間は重宝されます。
経済学分野の研究をしている
経済学・商学などの社会の動きやメカニズムに特化した研究をしているのであれば、メーカー・商社・金融などが狙い目です。
経済の流れに人より精通しているという点で、物の売買を行ったり、お金を動かしたりするような業界からの需要にこたえることが出来ます。
明らかに不利な業界や企業の特徴
有利な業界もあれば、不利な業界もあります。以下では、大学院生が不利になるケースをご紹介します。
自身の研究と全く関連性のない企業
大学院生の強みは専門性です。しかし、自身の研究テーマと関係のないビジネスを行っている企業を受ける場合、あなたの専門性をいかすことができません。
それにあまりに研究テーマと異なる企業を受ける場合、志望動機を作るのも至難の業。結果として内定獲得のハードルが非常に高くなります。
若手社員を求めている企業
明らかに採用実績が若手に偏っているような企業や、社員の平均年齢が27~30歳あたりの企業は、大学院生の就職先には向いていません。
これに関しては仕方のない一面もあるので、気落ちせず自分に合った企業を再考するようにしましょう。
ポイント④:推薦を効果的に利用する
大学院に所属する学生は、「推薦」というものを利用することが出来ることをご存じでしょうか?
就活における推薦は大きく分けて二種類あります。
1つ目は教授のコネクションを使って推薦枠として応募できる「教授推薦」。そして2つ目は大学に対して寄せられる求人に推薦という形で応募が出来るという「学校推薦」が存在します。
推薦と聞いて分かるように、これを利用することが出来た場合、内定率は大きく上がります。
しかし、その分成績だったり、研究成果だったりと学生側に課される条件も存在するので、利用する際には注意が必要です。
また、推薦の内定を滑り止めとして押さえておくといった使い方も可能ではありますが、大学と企業との信頼関係を傷つける恐れがあります。
そのため、推薦は便利な制度ではありますが全く入社する意思がない企業の選考では利用を控えるのが無難でもあります。
ポイント⑤:面接の練習をきちんと積む
どんなに研究を頑張っても、それを面接でアピール出来なければ意味がありません。
ぶっつけ本番でもなんとかなるだろう…なんて考えてはいませんか?
普段と違う異質な環境下で一発勝負のプレッシャーを背負いながら行う面接は、あなたが思うより数段緊張するものです。
緊張をするとあなたの魅力を面接の場で伝えられない恐れがあり、結果として内定が取れない、なんてこともあります。そのため、よほど人前で話すのに慣れている人でなければ面接練習は必須なのです。
以下に効果的な面接練習方法を挙げるので参考にしてみてください。
練習風景を撮影して見返す
自身の話し方や態度が第三者にどのような印象を与えるのかを把握する機会を得ることは面接の評価の改善に繋がります。なぜなら、面接中の態度や立ち振る舞いの課題に自分で気づくことができるためです。
そして第三者視点で面接中の立ち振る舞いを確認するのに役立つのが面接の練習の撮影です。
撮影結果を自分で見れば、自身の良くない癖を見つけることが出来ます。見つけた癖をその都度改善すれば自ずと面接のマイナスポイントが減りますので内定に近づきます。
自分一人ではなかなか気づかない問題点を客観的に探すことができる撮影は非常に役に立つので積極的に利用したいですね。
大学のキャリアセンターを利用する
大学の就活課やキャリアセンターは面接の練習を行ってくれることが多いです。面接練習は通常はお金がかかりませんので利用しない手はありません。
人前で上手に話すテクニックや面接官の質問に対するうまい切り返し方は数をこなせば自ずと身につきます。
そのため、面接に対する苦手意識が少しでもあるのでしたら定期的にキャリアセンターに足を運んで面接の練習を受けたいですね。
大学院生の就活のメリットとデメリット
大学院まで進学したけど、実際どれくらい就職に有利なの…?と疑問に思う方もいるかと思います。
そんな方のために、大学院生の就活のメリット・デメリットを箇条書き形式で以下にまとめました。
大学院生の就活にはデメリットも存在するということをしっかりと受け止め、メリットを最大限生かせるよう努めましょう。
院生として就活するメリット
院生の立場で就活に取り組むメリットとしては以下の3つがあります。
- 研究をアピールできる
- 初任給が高い
- 研究職に就ける
ここで一覧にした3つのメリットの詳細については上から順番にご紹介します。
研究をアピールできる
面接で自身の研究をアピールできる上、研究をするうえで磨かれた論理的思考力、問題解決能力が大きく評価されます。
また、専門的な知識を持っているということで学部卒の就活生との差別化を図ることが出来ます。それゆえ、自身の研究とマッチしている企業では重宝されることになるのです。
初任給が高い
各業界の学部卒新入社員に比べると、大学院卒で入社した場合、初任給が高い傾向にあります。
研究職に就ける
研究職を希望するのであれば、大学院卒はほぼ必須と言っても過言ではありません。このように、就職の幅を広げられるといったメリットもあります。
院生として就活するデメリット
次に大学院生として就職活動に取り組む主な2つのデメリットをご紹介します。
社会経験が2年遅れる
2年という期間はとても大きなもので、まず2年分の生涯年収が失われてしまうことになります。また、転職を考えるにしても2年遅れ、結婚や出産の機会も遅れてしまいがち。
出だしが遅れたことへの焦りを感じる前に、当面の自身のキャリア形成の見通しを立てておくことが重要となってきます。
研究と就活の両立が難しい
研究が忙しい大学院生にとって、一番不安な点なのではないでしょうか。
前述のポイント②でも解説しましたが、両立が上手く出来ないと八方ふさがりになりかねません。しっかりとスケジュール調整をして就活に臨みましょう。
理系の院生におすすめの就職先3選
ではどのような業界が院生に向いているのか、知りたい方も多いはずです。
全体を通して言えることは、研究・開発を基幹とする企業では院卒の採用率が高いということです。以下では、理系の院生におすすめの企業3選を紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
ホンダ
主に自動車開発、それに付随する技術開発を行っています。機械工学系・電気電子系・情報系の大学院生にとっては狙い目なのではないでしょうか。
2020年の採用実績では採用者の7割近くが院卒生ということもあり、それだけ専門性の高い人材が求められているということがわかります。
学部卒との大きな違いである「専門性の高さ」を武器に、就活で有利に立てること間違いなしです。
野村総合研究所
コンサルやIT開発を主に行っている会社です。
コンサルティングは多岐に渡る業界で行われており、社内では各業界や各研究分野に詳しい人材を求めております。
加えてコンサルティングの現場で行われる調査分析や顧客に対する調査資料の作成には大学院時代の研究の経験が役立ちます。
そのため、野村総合研究所は理系の院生を積極的に募集しております。理系のどの分野の専攻であろうと、専門性を持つ限り重宝される存在となれるので、こちらもまたおすすめの就職先であると言えます。
花王
日本を代表する日用品メーカーで、洗剤や化粧品などの分野に秀でています。
他社同様、研究開発が重要視されるので、化学系の専攻で研究をされている方が重宝される傾向にあります。
学部卒の学生は研究経験が少ないことや、専門知識に乏しいなどの理由で営業を前提とした総合職以外の内定は難しいです。
しかし、大学院生にとっては、院で培った論理的解決能力、専門性、また研究に対する根気などが大きく評価されますので総合職以外での入社も狙えます。
文系の院生におすすめの就職先3選
文系大学院生は理系と違い、就職活動で評価されないという声もよく聞きますが、そんなことありません。
事実、人と関わりが多い仕事や経営・運営側の仕事や金融関係の仕事では専門分野を持つ院生の需要は十分にあります。中でも文系の院生と相性が良い就職先についてはこれからご紹介します。
マッキンゼー・アンド・カンパニー
アメリカに本社を置くコンサルティング会社です。コンサル業である以上、前述の通り専門的な知識が求められることとなるため、大学院生には有利であると言えます。
もう一つ大きなポイントは、外資系企業であるという点です。
外資系企業は新卒一括採用の文化がなかったり、年齢による制限が甘かったりと、実力主義である場合がほとんど。大学院卒としての純粋な力でチャレンジできるという点で、おすすめの業種と言えます。
三菱商事
物の売買、貿易などに関わりの深い総合商社です。
三菱商事の展開する事業は多岐にわたります。例えば世界の経済情勢や、政権の動向なども関わってくる海外との貿易業では、大学院で学んだ経済学や商学、政治学などの知識を遺憾なく発揮できます。
また、社員の平均年齢が40歳超えと高いこともあり、院卒のデメリットである年齢による足かせも響いてこないのではないかと思われます。
三菱UFJ銀行
銀行はお金を扱う業界です。経済全体の流れを読むことが重要になってくるため、その分野に精通した文系大学院生は重宝されます。
また企業の経理担当者や中小企業の社長とも商談する事が多い以上、経済学、商学などの分野の知識はいかされます。
そのため、ビジネス系の学問を専門とする文系の大学院に通っている学生ともマッチングが非常に高い企業になります。
大学院生の就職活動の3つの注意点
自分では準備できているつもりでも、以下の3点は意外と見落としがちだったりします。しっかりと注意点を把握し、あなたの人生を左右する「就活」が失敗に終わらないよう心掛けましょう。
博士課程に進学するという選択肢はいったん捨てる
「就活が上手くいかなくても博士課程に進学すればいいや」なんて考えてはいませんか?
就職にフォーカスして述べるなら、これはオススメできません。
なぜなら、博士卒の就職は非常に厳しい戦いとなってしまうからです。
まず大きな足かせとして、年齢の問題があります。博士卒では就活時の年齢が30歳近くなってしまいます。
企業が若手社員の育成に力を入れる中、学部卒の社員と比べ5~6年多く年を取っているということは大きなハンディキャップとなってしまいます。
また博士課程進学という退路を設けてしまうことで、院卒での就活に本気になれなくなってしまうケースも存在します。それゆえ、博士課程進学の道はいったん忘れて、就活に励むようにしましょう。
準備不足だと失敗すると理解する
いくら高学歴でも、いくら研究で大きな成果を残したとしても、WEBテストの勉強やOB訪問、企業研究などを怠ると、足元をすくわれることになりかねません。
大学院卒ということは企業側もある程度高い学力を求めてきますし、受ける期待も大きくなります。
それゆえ、しっかりとWEBテストでは高得点を出し、面接では高度な受け答えが出来るよう、万全の準備をしておく必要があります。
研究で忙しいからと言い訳せずに、繁忙期を分けるなどして対応しましょう。
一定の数の企業を受ける
- 「高望みしすぎてしまい憧れの企業ばかりにエントリーした結果1つも内定をもらえなかった…」
- 「受けたい企業を最低限しか応募しなかったら全落ちして後がない…」
大学院生にありがちなミスです。
そもそも、内定を貰うことが出来ないと社会人になることが出来ません。社会人になった後に転職や起業を考えるにしても、キャリアスタートが遅れてしまうこととなります。
これを防ぐためにも、第二志望、第三志望でもう少しレベルを下げた企業であろうとエントリーをし、内定を一つでも持っておくことが大切です。
内定を一つでも持っておくことはメンタル維持にも繋がるので、しっかりと一定数の企業にエントリーするようにしましょう。
まとめ
大学院生の就活のメリット・デメリット、その他注意点などについてはご理解いただけたでしょうか?
最後に、大学院生の就活で押さえておきたいポイントを以下にまとめましたのでご覧ください。
- 就活のスケジュールをしっかりと把握する
- 研究と就活の両立に努める
- 自身の研究と合う企業を受ける
- 博士課程進学の選択肢はいったん捨てる
- 一定数の企業を受け、内定を確保しておく
いかがでしょう?
忙しい研究と就活のどちらもこなすことは容易ではありませんし、すこし焦ってしまった方もいらっしゃると思います。しかし、大事なのは今から動き始めることです。
自分が社会人として働いている姿を思い浮かべ、そこから逆算して今何をすべきなのかをはっきりとさせることから始めましょう。
ちなみに大学の研究との両立や自分一人で就職活動に取り組むのが難しいと思いましたら就活塾に通って塾の先生のサポートを借りるのも手。
就活塾とは何者であり、おすすめの塾がどこなのかについては以下のページでまとめているので是非ご覧ください。
コラム:文系の大学院生は就活で不利なのか?
文系大学院生で就活について調べているのであれば、「文系大学院卒の就職は厳しい」の文字を目にしたことがある人は必ずいるはずです。
不利になるケースが多いのは事実
結論から言いますと、文系の大学院進学は就職において不利になるケースは多いです。
理由として、入社後の実務に研究内容が直接的に活かされないケースが多いからです。例えば文学部の大学院に行き、文学の研究をしても普通の民間企業では研究が直接役に立つわけはありません。
それに文系の総合職に任される仕事は基本的には専門性は求められないケースが多い以上、大学院の2年間が無駄な2年間と面接官に評価されることもあります。
ではどのように就活に臨めばいいのでしょう?
院生活で得たスキルを活かせる仕事につく
あなたが大学院で得たスキルは専門知識だけではないはずです。複雑な論文を作成する為の論理的思考力、忍耐力、情報収集能力、その他多くの社会人として使えるスキルを獲得したはずです。
研究をする中で得られた特殊なスキルをアピールすれば、あなたのスキルを欲しいと思う企業からは高い評価を受けることが出来ます。
それに外資系企業を受けるのも手の一つです。当ページの中でも取り上げたように基本的に外資系企業は実力主義なので、文系院卒だろうと実力があれば採用されます。
以上の点を踏まえて文系の大学院生の強みをいかせる会社を集中的に受ければ「文系の院卒は就活では不利」、という定説を覆すことが出来ます。