- 授業と面接がカブるんだけど……とりあえず欠席届を出しとけばいいのかな?
- アルバイトなんてしてる暇ない……
就活も授業もアルバイトも全部しっかり頑張りたいけど上手く両立できずに悩んでいませんか?
そんなあなたのために、授業やアルバイトと就活を上手く両立させるコツや優先度のつけ方、スケジュールを管理するための秘訣を解説します!
単位は早めに取得しておこう
これは4年生にとっては時既に遅しな話になってしまいますが、大学4年の前期は就活で授業に出れないことが多いので単位は早いうちに取っておくに越したことはないです。
単位を取得しなければならないというプレッシャーを抱えながらテストやレポートにも取り組みつつ就活を進めるのは大変なことです。
4年になっても必修の授業があると「単位を落とせないので必ず出席しなければ」というプレッシャーがのしかかってくるので、必修科目は必ず3年までに取っておきましょう。
それ以外の科目についても、4年の後期は卒論で忙しくなることを考えると、4年で残しておくのは10単位(授業5つ)以下にするのが望ましいです。
4年次まで授業を残してしまうと時間的な拘束を受けるのはもちろん、卒業できなくなるリスクが非常に高まるので、就活で忙しくなる前に早めに単位を取っておきましょう。
時間割を組む時のポイント
4年の前期は就活が佳境に入る時期に当たりますが、原則として面接を優先させる必要があるので、一定の授業の欠席は覚悟し、基本的には取る単位は減らしましょう。
授業を選ぶ際は、シラバスなどに書かれている授業毎の評価基準や評価方法を見て出席が重視されない授業を取るように工夫することが大切です。
就活で急遽日中に予定が入ることが考えられる就活期間中は、出席が評価のウエイトを占める授業だと公欠にならない場合は単位を落とす可能性があります。
なお、レポートやテストで評価が決まる授業を選ぶと出席回数にナイーブにならなくて済みますが、就活がない時は授業に出るようにしましょう。
いくら出席しなくても大丈夫だからといって授業の内容が分からずにレポートも試験もできなかったとなっては本末転倒です。
就活と授業がかぶるときは欠席メールや欠席届を出そう
大学によって就活による公欠の基準がそれぞれ定められているので、事前に確認しておくことが大切です。
大学によっては面接での公欠はOKでも説明会に関しては公欠が認められないこともあるので、単位を獲得するためにもきちんと把握しておきましょう。
授業と面接などがカブった場合は就活を優先させて授業を休むことになりますが、欠席する場合は欠席届を出す必要があります。
欠席届がない場合は自分で教授に欠席メールを出す必要がありますが、メールは以下のような簡単なもので構いません。
- 〇〇教授
- ××の授業を受けている××学部××学科4年の××です。
- ×月×日に××の面接が入っており、授業に参加することができないので公欠扱いにしていただけないでしょうか?
- お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
なお、就活による欠席が公欠になるかは授業によっても異なるので初回の授業で教授に確認する必要があります。
欠席した場合、代替レポートなどを提出すれば出席の代わりとしてもらえる救済措置がある場合もあるので、「欠席扱いでいいか〜」と諦めてしまわないようにしましょう。
就活を理由とする欠席では公欠にならない場合でも何か措置を取ってもらえる場合もあるので、教授に事情を話して一度掛け合ってみましょう。
就活と授業とアルバイトを上手く両立させる3つのコツ
ここからは就活と授業とアルバイトの全てをしっかりこなすために重要なポイントを3つお伝えしていきます。
①就活・授業・アルバイトの両立の鍵は時間割の組み方にある
ほとんどの企業は土日休みなので就活は基本的に平日に行われます。
大学も基本的には平日に授業が行われることがほとんどなので、そうなると必然的に土日に時間の余裕が生まれます。
この土日の時間を利用して休日にアルバイトを入れることで、就活中でも無理なくアルバイトを続けられます。
飲食店などのサービス系のアルバイトでは土日に出勤すると時給が上がるところもあるのでオススメです。
また、本当に忙しい時期は曜日固定制やシフトが決まっているアルバイトではなく単発や派遣のものを選ぶと他のスケジュールに支障を来さずにアルバイトができます。
②出れないときのために人間関係を大切にする
何か用事が入ってどうしてもリスケジュールをしたいときに、普段の人間関係が融通の利きやすさを大きく変えます。
会社説明会やOB・OG訪問、インターンなどを通して企業の人事の方と関係を深めていれば面接の日程変更などをお願いしやすくなります。
また、公欠の場合でも一言断っておいた方が印象が良いので、選考などで授業を休まなければならなくなった場合は必ず先生に相談するようにしましょう。
ゼミなど少人数の授業の場合は融通が利きやすい場合も多いので、普段から先生と良好な関係を築いておくことが大切です。
アルバイト先に関しては、シフトが入っているのに当日に休まれると嫌な顔をされるのは当たり前なので、できる限り前もって連絡するのが最低限のマナーです。
就活中は突然面接などの予定が入ることもあるので、事前にそのようなことを考慮してもらえるようお願いしておきましょう。
③タイムマネジメントに慣れる
就活と授業とバイトを上手く回すにはスケジュール管理に気を付ける必要がありますが、就活に限らず、何事もデキル人はスケジュール管理をしっかり行っています。
スケジュールがきちんと管理できないと、やるべきことを忘れてしまったり、やりたいと思っていることをズルズルと先延ばしにしてしまったりして時間を有効に使えません。
人間、与えられた時間は皆平等ですが、タイムマネジメントを学ぶことで他の人に大きく差をつけられます。
限られた時間をいかに有効かつ効率的に使うかが就活や今後の人生が成功するかの要になるのです。
スケジュールを管理するための3か条
ここからはスケジュールを上手く管理するために重要な3つのポイントをご紹介します。
①スケジュール帳は必須!
これは大前提ですが、手帳やスケジュール管理アプリなど媒体は問わないので、スケジュールを管理するツールを使いましょう。
オススメは、見開きで1カ月の予定が一目瞭然な月間ブロックタイプと、横軸に1週間、縦軸に時間をとった週間バーチカルタイプの2つの形で管理することです。
1カ月全体をまとめて見るタイプのものは予定が立てやすく、日程の調整や長いスパンで物事に取り組みたいときに便利です。
また、1日ごとに時間まで区切って予定を管理することで時間を無駄にすることなくやるべきことを着実にこなしやすくなります。
Googleカレンダーがオススメ
Googleカレンダーは上記2つのタイプのカレンダーを兼ね備えており、操作性も抜群です。
何より、1つのカレンダーに複数のカレンダーを作ることができ、必要に応じてそれぞれ表示させることができます。
カレンダーの種類ごとに色分けがされているので、直感的に予定が見分けやすくなります。
②優先順位を決める
大学生はやらなければならないこともやりたいこともたくさんある時期ですが、時間は限られているので全てをこなそうにも限界があります。
そんなときに重要なのが物事やタスクに優先順位を付けることです。
予定やタスクの重要度をはじめ、締め切りやそれをやり遂げる際の難易度なども考慮すると上手く優先順位を付けられます。
どれも行き当たりばったりにやってしまうと結局どれも中途半端に終わってしまうので、何が自分にとって一番重要かを考えて行動する癖をつけましょう。
③予定を詰め過ぎない
これは甘えではないかと思うかもしれませんが、実は非常に重要なことです。
予定をいっぱいいっぱいに詰めて頑張るのは素晴らしいですが、やむを得ない問題などが起きたときに全てが総崩れになってしまっては元も子もありません。
そうなってしまうとリスケジュールもできなくなってしまいますし、あなたのモチベーションも大きく下がってしまいます。
また、人間、無理をし過ぎるとどこかでガタがきますが、特に就活中は体調管理が非常に大事な時期なので適度な休養は必要です。
「この日は何もしない」という予定をスケジュールに事前に作っておくことで精神的な余裕も生まれます。
やり切った大学生活だと思えるようにしよう
就活中はどうしても様々なことに追われてしまいますが、周囲との人間関係を大事にしながら利用できるものは利用して上手に乗り切っていきましょう。
また、スケジュールを管理する上では優先順位を決め、予定を詰め過ぎないように気を付けるとサクッと効率的に就活を終わらせられるのでお勧めです。
ぜひこの記事を活用して、就活も授業もアルバイトも全部やり切ったと思えるような大学生活にしてくださいね!
※あまりにも授業やアルバイトが忙しくて就活が大変な場合は就活を楽に進めるために就活の方法を工夫する必要があるので、以下の記事も併せてご覧ください。