- 「インターンに落ちたけど本選考は大丈夫かなぁ・・・」
- 「インターンに落ちた会社の本選考は受けられるの?」
これはインターン選考でなかなか良い結果が出なかった大学生が良く抱く疑問です。もしかしたら、あなたにも心当たりがあるかもしれません。
このページではインターンシップに落ちた大学生に役立つ情報をまとめておりますのできっとあなたのお力になれるはずです。
就職活動を着実に進めていくためにも、ぜひ最後までご覧になってください。
よくある”インターンに落ちた理由”5選
インターンシップと言っても1dayインターンから長期の夏インターンまで様々ですが、インターンに落ちることに関しては当然ながら理由があります。そこで、主な5つの理由についてこれからご紹介していきます。
ES(エントリーシート)の完成度が低い
1つ目の原因には、ESの完成度が低いことが挙げられます。
そもそもESは、インターン選考の第一関門です。最初に目につく資料である以上、ここでミスを犯してしまうと後々の選考の足かせとなってしまう可能性があります。
例えば書きたい内容を整理出来ず煩雑な文章になってしまっていたり、伝えたいことが上手く伝わらないようなものだと、十分に自分をアピールすることが出来ません。
また、日本語がめちゃくちゃであるというのは当然改善が必要になります。
仮に文章力に自信がないのでしたら友人に見てもらったり、就活塾や就活エージェントなどに添削してもらったりすることでESの完成度を挙げることをおすすめします。
客観的な意見を取り入れることが出来れば、あなたのESはよりブラッシュアップされます。
⇒エントリーシートが通らない原因を徹底解説
SPIやWEBテストの点数が足りず落ちた
2つ目の原因はWEBテストやSPIでの足切りです。
WEBテストは就職活動時だけでなく、インターンの選考に使われることもあります。
そしてWEBテストは、基礎的な能力、リテラシーを測るものであるため、この得点が低いというのは選考において大きなマイナスポイントとなってしまいます。
しかし当然ですが、このWEBテストは勉強すればするだけ成績が上がります。
学歴に自信がなかったり、少しでも他の就活生と差を付けたいということなら、勉強するだけ非常にお得なのです。
インターン選考では、最低でも7割は取れるようにしておきましょう。
面接でうまく話せなかった
3つ目には面接でうまく話せない、なんてことがあります。
インターンの選考において面接はその人の人となりや会社へのマッチ度をアピールする場である以上、きちんと話せないのはYahooであれ銀行であれ、商社であれ落ちます。
どういう意図でインターン先に選んだのか、そこで自分は何を成し遂げたいのかを事前に明確に整理していないと、本番の面接で上手に説明することはできません。
また、自分の強みや、力を入れて来たことを伝えられるようにしておくことも大事です。
自分の強みが、面接官が会社へのマッチ度を判断するにふさわしいものであるかどうか、しっかり考えたうえで事前に整理しておきましょう。
オンライン面接環境が整っていなかった
4つ目に、面接環境が整っていないこともインターンに落ちる原因の1つです。
これには、オンライン面接やオンライン説明会の普及が関係しています。
インターンのオンライン面接では、画面越しに面接官と接するため、暗い部屋でモゴモゴ話している様子では当然印象も悪くなってしまいます。
例えば暖色系のライトで顔色を良く見せたり、性能の良いマイクで声が籠らないようにしたりと、出来るだけの環境は整えておくようにしましょう。
ガクチカが甘い
5つ目は、ガクチカが甘いということです。
ガクチカとは「学生時代力を入れたこと」の略称で、自分の強みや、自分がどんな体験を通してどんな成長をしたかをアピールするための話題の一つです。
インターン選考においてガクチカは、その人の行動力や思考力を測るための重要な基準の一つとなっており、これを上手にアピールできることが面接突破における鍵となってきます。
まずは自己分析をしっかりとして、インターンや本選考の面接までには、自分の学生生活を言語化できるようにしておきましょう。
インターン選考に落ちた企業の本選考は受けられるのか?
「インターン選考に落ちてしまったら本選考は受けられないのではないか・・・」
そう考える学生も多いはずです。
ここでは、インターンの応募で落ちた過去があっても、その企業の本選考を受けることが出来るのかどうかを解説していきます。
結論から述べると、ほとんどの場合、本選考を受けることは可能です。
なぜかというと、インターンの選考と本選考では選考の意味合いが異なる場合が多く、インターンに落ちたとしても本選考への影響は小さいと言えるからです。
そもそもインターンでは選考人数を絞っていることが多く、企業によっては応募人数に対しての通過率が本選考より低いこともあります。
それゆえ一度は落ちた企業の本選考でも十分チャンスがありますし、インターン時の選考で落ちた時から自分がどのように成長したかをしっかり説明できれば好印象間違いなしです。
インターンに落ちたとしても落ち込まずに、これからの自分の成長をどう本選考でアピールしていくかを考えるようにしましょう。
逆に、インターンに落ちた学生が本選考が受けられないケースも存在します。
これに関しては募集要項をよく確認するようにしましょう。この場合は潔く諦め、ほかの企業へ力を注ぐようにしましょう。
夏インターンに受かる人と落ちる人の特徴
夏のインターンは長期休暇中ということもあり、選考倍率が跳ね上がります。有名大学に在学している学生でも何社もインターンに落ちてしまうほど、狭き門なのです。
そこでここではそんな夏インターンに受かる人の特徴を3つ挙げ、受からない人と比較しながら解説していきます。
参加の目的が明確
当然企業は、とりあえずインターン申し込んでおこうと軽い気持ちで選考に応募する学生より、熱意をもってインターンに参加してくれる学生を選びます。
そのため、参加の目的を明確にし、自分がその企業のインターンで何を成し遂げどのように成長したいかを説明できるようになっておくことは大切です。
自己分析・企業研究が十分
面接官は、あなたがどれくらい会社にマッチしているかをインターン募集の段階ですでにチェックしています。
したがってインターン面接本番までには、自分にはどのような強みがあり、志望する企業に対してどのような貢献が出来るのかをしっかり説明できるようになっておく必要があります。そのために必要となってくるのが自己分析・企業研究です。
自分がどのような人間であるか、インターン先の企業がどのような企業であるかをしっかり把握し、自分がどれだけ相手先の企業にマッチしているかをインターン面接時にアピールしましょう。
自信がある
話し方や振る舞いに自信が感じられると、インターン選考時の面接官もそれを評価します。
なぜなら、自信がある人には積極性や熱意、成長への貪欲さがあると面接官も判断するからです。
しかし、ただ自信過剰なだけではかえってマイナスイメージを持たれてしまうことになりかねません。
先ほど紹介した自己分析やガクチカなどを交え、自分の自信が名ばかりのものでなく、インターンで遺憾なく発揮できるものだとアピールしましょう。
以上に挙げた3つが、夏インターンで内定を貰える人の特徴の中でも代表的なものです。
インターン選考に落ちる人とは?
では、インターン選考に落ちた人にはどのような特徴があるのでしょう? まず、参加の目的が明確でない、自己分析が出来ていない、ウェブテストの点数が取れないなどは当然準備不足として落とされてしまいます。
加えて自信がない、はきはきとしゃべれないというのもインターン選考の面接官からの印象が悪く、こちらも合格連絡が来ない原因となります。
インターン選考で内定が取れる人と取れない人の違い
インターンでは、インターン期間中の功績が評価され、そのまま内定がもらえる場合があります。
「こんなにお得なことはないだろう」と歓喜するかもしれませんが、これは簡単なことではありません。
以下では、インターン期間中に内定を貰える人の特徴を5つ挙げ、内定を貰えずに終わる人との比較をしていきます。
業界研究がしっかりできている
まずインターン生として業務に参加する上で大事なのが、企業理念の理解です。
企業の方向性を踏まえてインターン活動に参加すれば、企業側からも自分がその企業にマッチしている人間だと判断してもらえることになるのです。内定を貰えるような人は、この点をしっかりと押さえています。
主体的に行動できる
次にインターン期間中、主体的・積極的に行動できるかどうかも鍵となってきます。
もちろんインターン生が全員内定を貰えるわけではないので、とりわけ目立ち、社員の目に付くような人材である必要があります。
それゆえ、チームの中でも主体的に取り組み、他のインターン生を引っ張っていけるような学生が内定を獲得することが多いです。
アドバイスを取り入れ、向上できる
インターン期間中でも絶えず成長できる人材は、企業の目に留まります。
社員からもらったアドバイスを真摯に受け止め、柔軟に取り入れることのできる人は、インターンでの内定獲得に近いと言えます。
日ごろからビジネスに敏感
インターン中に内定を貰えるような学生は、普段からビジネスに敏感であることが多いです。
何気ない私生活から得たビジネスアイデアを積極的に共有することが出来れば、人事の目にも留まることでしょう。
人間関係を築くのが速い
会社で働く上で必ずと言っていいほど重要視されるのが、社内の人間関係です。
あまりに協調性のない人は業務の進行の妨げになってしまうため、企業も円滑な人間関係を築ける人を欲しがっています。メールの返信速度もその一つです。
そのためインターン中に、初対面でも周りのインターン生・社員と素早く良好な人間関係を築くことが出来る人は注目されます。
ここまで取り上げた5つの例を参考にし、自分がその企業にとって必要な人材であると人事の方から判断してもらえるよう尽力しましょう。
内定をもらえない人にも特徴がある
逆に内定を貰えずにインターンが終わってしまう人の特徴としては、「引っ込み思案である」・「否定が多い」・「柔軟な対応が出来ない」、などがあります。
総合して言えることは、「企業に対する熱意が誰よりも強く、積極的にチームの一員として行動できる人」が内定を勝ち取れる傾向にあるということです。
型にはまって柔軟に行動できず、チームの和を乱してしまうような行動は控えるように注意しましょう。
改めて本選考にチャレンジする際の注意点
インターン選考に一度は落ちたけど本選考でもう一度チャレンジしたい。そう考える学生は少なくないはずです。
ここでは、インターンに落ちた企業を受ける際の注意点を紹介していきます。
受けられない企業も一部存在する
多くの企業はインターン選考で落ちたとしても本選考を受けることが可能ですが、例外として、そうでない企業も存在します。インターンだからと気軽に受けて落ちてしまい、本選考のチャンスを逃してしまうこともあり得るので、自分が受ける企業がどちらであるかは事前に調べておきましょう。
インターン選考に落ちた時の記録が企業側に残っている
インターン応募時に提出したESなどは、人事データとして会社に残っていることがほとんどです。
例えば、企業理念に合わないという根本的なところで落とされていたり、前回の面接で悪印象を持たれてしまっていると、少なからず本選考でも警戒されてしまうことになります。
また、インターン時のESと本選考応募時のESとの整合性や、落ちた時からの成長も採用担当者は見ているため、選考のハードルが上がってしまうことは確かです。
それゆえ、これらの点には特に注意しつつ、インターン選考で落ちてしまったときから自分がどのように成長し、どれほどその企業にふさわしい人材となれたのかを意識して選考に臨む必要があります。
不必要なトラブルを避けるためにも、以上2つはしっかりと頭に入れておくようにしましょう。
インターンに落ちた後に何をするべきか?
ここまで説明してきたように、インターンに落ちた後どのように自分を成長させるかは、他社のインターンの応募や、本選考通過にとっての大きなカギとなります。
落ちたからといって落ち込んでいる暇はありません、すぐさま前を向いて対策を始めましょう。
ここでは、インターンに落ちた後に何をするべきか、4つ挙げて紹介していきます。最後まで目を通し、自分が落ちた後どのようにすべきかをしっかり頭に入れておきましょう。
落ちた原因を分析をする
まずはインターンに落ちた原因を分析することから始めましょう。原因を究明しておかないと本番でもまた同じことを繰り返してしまうことになるため、分析は必須となります。
実はインターンの選考に落ちた原因はESが不十分な内容だったり、面接で上手く話せなかったり、ウェブテストの点数が低かったり、と理由は様々。
ただ考えるだけでなく、紙に書きだすなどして可視化出来るようにしましょう。
また、自分一人で悩むのではなく、知人やOB/OG、ネット掲示板などの意見を仰ぐのも効果的です。
今の時代、メールでも手軽に相談できますし、google検索などでも多くの改善方法が掲載されています。
そして一人では気づくことのできなかったことも、経験豊富なOB/OGならば的確にアドバイスしてくれるかもしれません。
自分で考えたり、他人の手を借りてインターン選考に落ちた理由が分かれば次は対策です。
落選原因を取り除くアクションを取る
先ほど行ったインターン選考での失敗の原因究明を基に、落ちた原因をしらみつぶししていくための対策を考えましょう。
例えば、ウェブテストが原因だったのであれば、勉強することで対策が可能です。
また、ESが上手く書けなかったり面接で失敗してしまったのなら、就活塾や就活エージェント、大学の就活センターを利用するのが効果的です。
これらのサービスはES添削や面接練習を請け負ってくれるので、積極的に活用して自分の苦手を克服していきましょう。
自己分析や企業分析も見なおそう
インターン選考に落ちた原因の分析と併せて行いたいのは自己分析や企業研究を再度念入りにやり直すことです。
根本から見直すことで、新たに気づく自分の足りないところや、アピールすべき強みが見えてくることもあります。
失敗に学ぶとはまさにこのことで、このように「原因究明→対策」の流れを大切にしましょう。対策を経てさらに成長したあなたは、確実にインターン内定獲得、さらには就職活動の成功へと着実に近づいています。
ショックを引きずらずに行動を続ける
- インターンに落ちてしまって何もやる気が出ない…
- このまま続けていても受かる気がしない…
インターンを受けていると、こんな悩みを抱えてしまうこともあるかもしれません。
ですが、ショックを引きずっていても、そこからは何も生まれません。
失敗から学び、前を向いてすぐさま行動に移す姿勢こそが、インターン内定獲得への最大の近道なのです。
また、インターンには抽選で参加できるものなども存在するため、そのようなインターンに参加することも良い経験となるでしょう。
インターンに落ちたとしても落ち込む必要はない
インターンに落ちたことで落ち込んでしまうのは当然理解できます。
しかし、落ち込む必要はそれほどないのです。
ここではインターンに落ちた時、どのように気持ちの切り替えをすれば良いかを解説していきます。
実はインターン選考に落ちるのは普通
実は夏のインターンの通過率は本選考よりも低いことが多々あり、その本選考も大手企業だと倍率100倍を超えるものが数多く存在します。つまり 、インターンに応募した学生のうちの90%以上が同じようなショックな気持ちを経験しているのです。
それゆえ落ちたことを気に病む必要は全くありません。
インターン選考では本選考より受け入れ人数を絞っていることが多いので、なおさら落ちるのは当然と言えます。
成長の機会として受け入れる
インターン選考に落ちてしまったという経験は、本選考より前に自分の足りないところや落ちた理由に気づくきっかけにもなります。
失敗から学び成長することで、他の落ちたインターン生や、受かって安心している学生を一気に追い越すチャンスにもなります。
このようなプラス思考で物事を前向きにとらえることが出来る姿勢は次回以降のインターン面接にも活かせるので、意識して気持ちを切り替えていきましょう。
すぐに気持ちを切り替えよう
最後に、一番大事なことをお伝えします。
それは、立ち止まらないことです。
落ちたことで得られた気づきを大切にし、他社でのインターン内定獲得、さらには本選考の通過を見据え、足を止めずに前向きに取り組むことが何より大切です。
さっと気持ちを切り替え、希望を持って前進していきましょう。
このページのまとめ
いかがでしょう?
インターン選考に落ちた原因に始まり、インターンに受かる人落ちる人の特徴、そして次に繋げるための対策方法が分かったと思います。
最後に、この記事で押さえておくべきことを箇条書きにして並べたのでご覧ください。
- インターンに落ちても就活失敗ではない(夏インターンは応募者の半数が落ちる)
- 基本的にはインターンで落ちても本選考は受けられる
- インターン選考で落ちたら本選考での応募も出来ない企業もある
- インターン期間中に内定がもらえる人の特徴は積極的にチーム行動が出来る人
- インターンに落ちたらまずは原因を探る
- そして落ちた経験をもとに対策を練る
- ショックを引きずらずにすぐに気持ちを切り替える
- インターン選考で落ちた企業の本選考では、落ちた時からの成長を明らかにする
以上の点を踏まえ、インターンに落ちたとしても挫けずに気合を入れなおしましょう。
そもそもインターン選考は就活のゴールではなく通過点です、落ちたとしても落ち込む必要はありません。
何度も言いますが、一番大事なのは失敗から学び、改善していくことです。これはインターン期間で内定を貰える人の特徴にも当てはまります。
失敗を重ねることであなたは着実に成功へと近づいているのです。この記事を読み終えた瞬間、たった今から、目標に向かって走り出すことが大切です。
最後にこのページと併せて目を通しておきたいページをご紹介しますので是非ご覧ください。
⇒めんどうな就活を短期間でクリアーするコツ