新卒文系にオススメの3つの職種と配属希望を通すためのコツとは?

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「文系だと絶対に営業をやらなきゃいけないのかな……」

「営業以外の職種はないのかな……」

この記事では、職種について頭を悩ませているあなたのために、おすすめの職種や営業を回避する上で大切なポイントを紹介していきます。

ぜひ職種について学んで就活に生かしてくださいね!

就活で職種について考えるのが重要なワケ

就活では興味のある業界や行きたい企業に目がいきがちですが、実は職種について考えることがとても大事です。

同じ企業でも職種によって業務内容や働き方が大きく変わってきますし、逆に違う企業でも職種が同じなら似ていることをしている場合もあります。

職種について考える最大のメリットは何といっても企業選びの軸が1つ増えることです。

例えば、営業の仕事が自分に向いていてそれがしたいと思ったなら、営業力に強みのある企業を選べばよいということになります。

事業内容や待遇だけでなく職種という観点を増やすことで志望企業を絞りやすくなるのです。

また、職種は入社後に自分がやることと直結しているので、職種からその会社に自分がどう貢献したいかというイメージを具体的に考えることができます。

「その企業でどんなことをしたいか、どのように活躍したいか」についてはESや面接などでよく聞かれるので、この質問に回答するためにも自分に合った職種に目星を付けることは大いに役立ちます。

新卒文系の職種の人数割合は?

「希望職種はありますか?」と聞かれたときに、あなたは営業を選択しますか?

もしかしたら、商品企画やマーケティングなどの華やかそうな部署に興味を抱くかもしれません。

しかし、現実はそう甘くなく、DIAMONDO onlineによると約7割の新卒が営業職に配属されるといいます。

つまり、文系学生の場合、ほとんどが最初は営業の仕事をするということなのです。

営業には大変そうなイメージが付き物ですが、営業力というのは、実は会社で働いていく上で全ての職種に通じる力です。

営業職、つまり物を売る仕事というのは商売において最も基本的な仕事であり、顧客の潜在的なニーズを汲み上げ提案に結びつける営業の力があって、はじめて他の職種の仕事ができるのです。

そのため、新卒でまず最初に営業をさせるのは、ある意味で合理的だとも言えます。

文系の主な職種一覧

新卒で営業職になる場合が多いというは事実ですが、ずっと営業をしなければならないわけではありません。

様々な知識や能力をつけられれば、営業以外の仕事をできるチャンスもやってくることでしょう。

ここでは、新卒に限らず文系の人が就くことが多い職種を一覧にして紹介します。

ぜひ、将来どの職種を目指すのかをイメージしながら見てくださいね。

考える仕事
経営企画経営戦略に基づいて計画を立て、その計画の実現に必要な経営資源を配分する

 

ものを作る仕事
SEクライアントからのヒアリングやシステムの設計
コピーライター企業や商品の宣伝、ブランディングを目的としたコピー(文言)の作成
材料調達・購買製品に必要な材料や社内備品など企業活動に必要なものを仕入れる

 

喜ばせる仕事
サービス提供顧客の役に立つ奉仕を行う
コンサルタント企業の様々な経営上の課題を明らかにし、解決するための助言をする
アフターフォロー商品やサービスなどを購入した顧客に対して、問い合わせや相談などを受け付ける

 

ものを売る仕事
営業企業や消費者との取引や企画提案、商品紹介、顧客開拓
マーケティング市場調査、消費動向調査、宣伝、広告業務
広報商品や企業に関する情報発信、宣伝広告
一般事務データ入力、社内外で使用する書類の作成・処理・整理、郵便物の発送・仕分け、電話や来客への対応
販売店頭等での商品販売、紹介

 

支える仕事
総務組織全体に関する事務、人事
経理入出金管理、給与管理、決算書作成、企業の資産管理

新卒文系におすすめの職種3選

ここからは、何としてでも営業以外の職種に就きたいというあなたのために、新卒でも比較的狙いやすいポジションを3つ紹介します。

ただ、営業以外の職種は狭き門なので、営業職でもしょうがないという覚悟だけは持っておきましょう。

①文系SE

SEと聞くと「理系の人のための職種じゃないの?」と思うかもしれませんが、実は文系の人にもお勧めできる職種なのです。

ProEngineerによると、そもそも、SEはプログラマーと違って

  • 資料を読んだり話を聞いたりして、顧客の要望を正しく理解する
  • どんなシステムを作ってほしいのか、プログラマ(PG)に分かりやすく伝えるための資料を作成する

ことが主な仕事です。

そのため、新卒ならば情報系の理系の人以外と大きな差がなく、技術力以上にコミュニケーション力や伝達力が問われる場面が多いため、文系の人でも活躍できる余地が大いにあるのです。

ただ、「何が実現可能か、そうでないか」の分別がつく程度にはITやプログラミングの知識が求められるので、入社する前にできる限り勉強しておきましょう。

②総務

総務とは組織全体に関する事務を扱う業務のことです。

もう少し簡単に言いますと、その他の部署では扱わないが、会社にとって必要不可欠な業務を取り扱う部署のことです。

具体的な仕事内容としては、筆記具やコピー用紙などの事務用品の管理から社内規定の作成、株主総会の運営までかなり多岐に渡ります。

企業全体の事務を処理し、他の社員が働きやすい環境を整える縁の下の力持ち的な存在であり、目に見えて成果が見えにくい部署ではありますが、企業にとってなくてはならない存在です。

また、幅広い業務を扱うため特定スキルの専門性があまり必要なく、資格を求められることも少ないので、未経験でも働きやすい職種と言えます。

③経理

経理部門は配属人数が少なく非常に狭き門ですが、配属されるとオイシイ部署であるとも言えます。

経理の仕事は売上管理や仕入れ管理など、会社におけるお金の流れを数値化し正確に管理することです。

お金の管理を行っているため企業にとっては非常に重要な部署ではあるものの、1つ1つの仕事内容には派手さはなく、コツコツと作業をこなせる人に向いています

また、経理は年齢や役職に関係なく専門家として扱ってもらえるため転職がしやすく、個人タスクが多いので残業が少ない・有給を消化しやすいといったメリットがあります。

新卒文系で営業以外の職種に就くためにするべき3つのこと

最後に、営業以外の職種を目指したいあなたのために、営業以外の職種に就くためにするべきことを3つ紹介します。

就活では、どうしても就きたい職種をピンポイントに狙うことも可能です。

狭き門だからといって最初から諦めてしまうのはもったいないので、ぜひ挑戦してみてください!

①専門性を磨く

一番単純で分かりやすい方法が、その職種で求められるスキルや能力を磨くことです。

例えば、経理を目指す場合は最低でも日商簿記検定の2級、可能なら1級を取っておくとよいですし、マーケティング部門に行きたいのなら大学の授業やゼミでマーケティングを専攻するのも手です。

目に見える形でスキルや能力を身につけることができれば、他の学生と簡単に差別化を図ることができますし、良いアピール材料になります。

②就きたい職種にふさわしい自己PRをする

ある職種の適性に合うように自分の性格や特性をPRすることも、配属希望を叶えるための1つの方法です。

例えば、営業にコミュニケーション力が求められるように、総務なら「人をサポートするのが得意」「コツコツと作業をするのが得意」など、各職種で求められるポテンシャルがあります。

企業も学生を採用する時に、その学生が入社後どのような役割を担うかを考えながら採用するので、上手くアピールすることができれば希望の配属先に入れる可能性も高くなります。

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③職種別採用で受ける

職種別採用とは、その名の通り初めから職種別に採用する採用方法のことです。

通常は採用した後に個人の適性を見て配属先を決めることが多いですが、中には技術系採用、営業系採用といったように職種ごとに採用を行っている企業があります。

この方法では、内定がもらえればそのまま希望部署に配属されるのが基本ですので、一番確実とも言える方法です。

ただし、職種別採用を実施している会社はかなり少なく、募集人数も数人であることがほとんどなので、かなり倍率が高いです。

職種別採用のみに絞るとリスクが高いので、一般的な総合職採用も受けておいた方がよいでしょう。

自分に合った職種を見つけるには

文系の大学生が新卒で配属される部署で圧倒的に多いのは営業ですが、やり方によっては他の職種を狙うことも可能です。

その場合は自分の希望する職種に合わせてスキルや能力を磨き、「あなたがその職種に向いている」と企業側に思わせなければなりません

また、入社時は営業でも、その後あなたが頑張れば様々な職種に挑戦することができます。

自分の希望職種を通すことまで考え、納得のいく働き方ができるような内定をゲットしてくださいね!

最後にこのページを読んだあなたにおすすめの記事をご紹介しますのでぜひご覧ください。

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