サマーインターンに全落ちした原因と今後の対応方法

サマーインターン全落ちインターン関連情報

サマーインターンに全落ちした23卒のあなたへ

「あんなに頑張ったのに、面接で全部落とされてしまった…」、「徹夜で書いたESだったのに、落とされたのはなんで…?」

サマーインターンに全落ちした今の状況で、自分のことを責めてしまっていませんか?

サマーインターンに全落ちしたからといって、この後も就活がうまくいかないわけではまったくありません!

いま気持ちを切り替えて、きちんとした対策を立てていけば、十分ここからの逆転は可能です。まずは、自分のメンタルから立て直しをして、そこから就活の対策に取り組みましょう!

サマーインターンに全落ちした理由を分析しよう

原因分析
メンタルの立て直しをするために、まずはサマーインターンに全落ちした理由を分析してみましょう。

不合格の理由を見つめるのは最初はとても辛いことかもしれません。しかし、ここで冷静に分析できればきちんとした対策が取れますよ!

そもそも大手しか受けていない

多くの就活サイトでおすすめされる大手のサマーインターン。
おすすめされるまま、闇雲に大手のサマーインターンに応募していませんか?

大手のサマーインターンに応募するのは、優秀な学生ばかり。それも、大学1年生や2年生の早い段階から準備してきた学生が集まります。

きちんとしたES、論理的な志望動機、好印象の立ち振る舞いが揃わなければ、合格を掴み取るのは難しいでしょう。

優秀な学生が集まり、そもそも合格が難しい大手のサマーインターン。それに加えて、大手のサマーインターンの倍率はかなり高く、300倍から1,000倍になることも。

かなりの難易度である大手のサマーインターンしか受けていないのであれば、全落ちしても不思議ではありません。むしろ、すべて受かる人の方が稀と言えるでしょう。

ES・面接対策をないがしろにしていた

これは、当てはまる人も多いのでないでしょうか。サマーインターンは、就活生にとっての最初の登竜門です。
ES・面接対策をしっかりしてきている人の方が少数派と言えるでしょう。だからこそ、きちんとES・面接対策をしている人が受かり、そうでない人は不合格になってしまいます。

  • 「まぁ、バイトの面接も受かってるし、そこそこ学歴もあるしなんとかなるか」

思考の方がいますが、こういった方はおおかたサマーインターンに全落ちします。そもそもの話になりますが、バイトの面接とサマーインターンの面接は別物です。

面接官の目も、バイトの面接より厳しくなっています。

それも当然ですね、自社のお金を使ってサマーインターンに参加してもらうのですから。
面接官の目もシビアになるはずです。

また、「そこそこの学歴」というのも大きな落とし穴です。

私立のトップ校、国公立のトップ校であれば、「ESはあんまりだけど学歴があるから通すか…」ということになりやすい現実はあります。

しかし、GMARCHやそれ以下だとESの出来次第では落とされてしまいます。それくらい、サマーインターンに受かるのは大変なことなのです。

そもそも1社しか受けていない

サマーインターンに全落ちした学生に話を聞いてみると、「本命の企業しかサマーインターン受けてないんです…」という方がいます。

確かに面接で「御社しか受けていないんです!」と言われたら面接官は嬉しいかもしれませんが…
先ほどからお伝えしているようにサマーインターンに受かるのは至難のわざ。たった1社だけ応募するのは、かなりリスキーです。

ましてや、サマーインターンという就活初期の段階で1社しか見ていないのはもったいないと言えるでしょう。

多くの企業を見ることであなたの視野が広がり、志望動機も確固としたものになっていきます。同業他社も見ていけばそれぞれの特徴が見えてきて、業界理解も深まります。

今後インターンを受けるときは、1社だけに絞るのは避けましょう。

秋インターンで失敗を繰り返さないための対策

全落ちしないための対策方法
ここからは、サマーインターンの失敗を秋インターンや冬インターンで繰り返さないようにインターンで全落ちしないための対策集をご紹介します。

落とされてしまった段階別にご紹介していくので、あなたがどこで落とされるのが多かったか思い出しながら確認してみてくださいね!

ESで落とされることが多かったあなたのための対策まずは、ESで落とされることが多かったあなたのための対策から解説していきますね。

①ESを5回読み返す

対策の1つがESを5回は読み返すことです。書いている本人は間違いに気づきにくいもの。何度でも読み返しましょう。

特に、気づきづらいのはESの論理性・整合性です。

ESを書いていると、内容に目がいってしまいますよね。ですが、内容ばかりに気がとられて、文章の論理性・整合性まで気が回らない人も多いのではないでしょうか。

ここで、簡単な2つの例文を出しますね。

A:強みとエピソードの整合性が高い

私の強みは、リーダーシップの強さと多角的な視点を持っていることです。

私は、大学にて120名を抱える漫才サークルのリーダーを務めておりました。
サークルでは毎年漫才コンテストを開いており、参加人数は200名を超えるイベントです。私はリーダーとして裏方の仕事までを監督し、全体を俯瞰した行動を取ることができました。

以上より、リーダーシップのみならず、物事を多角的に捉えられる視点を持っていることが私の強みです。

B:強みとエピソードの整合性が低い

私の強みは、責任感の強さです。

私は、大学にて120名を抱える漫才サークルのリーダーを務めておりました。サークルでは毎年漫才コンテストを開いており、参加人数は200名を超えるイベントです。私はリーダーとして裏方の仕事までを監督し、全体を俯瞰した行動を取ることができました。

以上から、責任感の強さが私の強みです。

さて、2つの例文の違いはわかりましたか?
どちらも同じエピソードを主題にはしていますが、それぞれ強みが違いますよね。

AとB、どちらの例文に納得感を持てたでしょうか。

Aは、イベントでの行動から、リーダーシップだけでなく多角的な視点を持っていることを強みにしています。強みとイベントでの行動の整合性が取れていますね。

対してBは、イベントでの行動からどう責任感の強さに繋がっているのかわかりません。
文章の中に責任感の強さを示す経験が書かれていないのです。

就活生のESに多くみられる現象の一つが、論理性・整合性の欠如です。
この例文で言えばBが論理性・整合性の欠如にあたります。

ESを書いていると、経験のインパクトやその内容を正確に伝えることに必死になり、最終的な内容がよくわからないものになりがちです。

何度でも読み返し、このようなことがないようにしましょう。自分ではない第三者に読んでもらうのも有効な対策の1つなので必要に応じてやってみましょう。

②経験・強みを見直す

読み返しても論理性・整合性に問題が無ければ、経験や強みを見直す必要があるでしょう。
もういちど自己分析を行なって、経験を洗い出してみるのも良いかもしれません。

もしそれでも見当たらなければ、自分から経験をしにいく姿勢が必要です。

具体的には、営業の長期インターンに参加してみたり、学校で行われている何かしらのプロジェクトに参加してみるなど、方法は多様です。

自分で情報を取りに行き、経験・強みを見つけてみましょう!

1次面接で落とされることが多かったあなたのための対策

続いては、1次面接で落とされることが多かったあなたのための対策を解説していきます。

面接マナーを見直す

1次面接で落とされる、ということは、基本的な社会人マナーが欠けていた可能性があります。サマーインターンの時点では、まだあまり面接官も厳しくないからです。

服装や髪型に問題はありませんでしたか?自分では気づかないマナーの問題があるかもしれません。

基本的なマナーが欠けていないかOB訪問をしてあなたの振る舞いを見てもらったり、先輩にアドバイスをもらうのが良いでしょう。

2次面接以降で落とされることが多かったあなたのための対策

続いて、2次面接以降で落とされることが多かったあなたのための対策を解説します。

企業研究をもう一度やり直す

2次面接以降に落ちてしまった方は、会社とのマッチ度、会社の理解度を見られた可能性が高いです。

希望企業の風土やビジョンミッションを把握し、競合他社との違いをきちんと把握していますか?

2次面接以降がある企業は、こういった点まで把握しているか厳しくチェックしている可能性がおおいにあります。

四季報や業界に関する書籍を多く読み、隅から隅まで企業HPを見てみましょう。そして、学んだことはノートにでもメモしておくのがおすすめです。

ここまでできていれば、インターンのみならず本選考でもきっとあなたの役に立ちますよ。

全落ちしても秋冬インターンで巻き返せる!

秋と冬のインターンで挽回可能
さて、インターンに全落ちして、今はメンタルがボロボロかもしれませんね。「もう俺の就活はダメだ…」「私、第一志望に受かれないかも…」なんて気を落としている方もいるかもしれません。

でも、大丈夫です!まだ、巻き返しチャンスはあります!

それが先ほど少しだけ紹介した秋と冬のインターン。秋と冬のインターンは時期が本選考に近いこともあり、本選考に直結しているケースも多々あります。

先程お伝えした対策をしっかりと実行していれば、ES・1次面接・2次面接以降を合格するのも近いと言えるでしょう。

サマーインターンが就活のすべてではありません。春の本選考に受かってさえいれば、あなたの就活は大成功なのですから。

就活はここからが本番です。全落ちしても、まだまだ秋冬で巻き返せますよ!

参考リンク:サマーインターンに参加しなかった事が就活で不利にならない理由

このページのまとめ

ここまでの内容のまとめ
いかがでしたか?
サマーインターンに全落ちしてしまったことは大変ショックだったと思います。

私がサマーインターンに落ちたときは、お祈りメールを見て心がぎゅっとなっていた思い出があります。

でもそれを乗り越えて、私は本選考で内定を掴み取ることができました。まだまだ就活は始まったばかり、挽回を狙って頑張ってくださいね!

最後に今のあなたのお役に立てるであろうページをご紹介します。

秋インターンで最高の結果を出すコツ

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