就活が上手くいってなかったりあまりにも不安だったりすると眠れなくなってしまいますよね。
昨今では新型コロナウイルスの影響でますます就活が厳しくなっていますが、あなたは涙が止まらない、吐きそうになる、ストレスで食欲がなくなるといった症状に苛まれていませんか?
この記事ではそんな就活のストレスで苦しんでいるあなたのために、就活が不安で眠れない夜にやるべき事とやってはいけない事をご紹介します。
さらに、就活のことが不安で眠れない5つの原因や不安を払拭して不眠を解消する6つのコツも解説していきます。
ぜひこの記事の内容を参考にして就活への不安を取り除き、安心してぐっすり眠れるようにしてくださいね!
就活が不安で眠れない夜にやるべき事とやってはいけない事
人間は起きている状態から睡眠に移行する際に、自律神経系が交感神経優位から副交感神経優位な状態へと切り替わるようになっています。
しかし、就活への不安や焦りが募ると交感神経が優位な状態が続いてしまい、なかなか眠りにつくことができなくなるのです。
眠れない自分にプレッシャーをかけない
眠れない時に一番やってはいけないのが「眠らなければ」というプレッシャーを自身にかけることです。
焦る気持ちがより緊張を高めることになってしまい、ますます眠れなくなるという悪循環を引き起こすのです。それでは眠れない時にはどうすればよいのでしょか?
無理をせずにリラックスする
この見出しにあるように眠れないときはリラックスすることが1番です。
具体的なリラックス方法は色々とありますが、その中でも筋弛緩法は簡単で効果もあるのでおすすめです。以下で筋弛緩法のやり方を1つ紹介しておきますので、ぜひ試してみてください。
手と腕を使った筋弛緩法
- 両手ははじめ自然に伸ばした状態にしておきます
- こぶしを70%ほどの力で握りながらゆっくりと腕を肩に向かって曲げていきます
- こぶしに力を入れた状態を5~6秒キープします
- 脱力します。10秒間ほど力の抜けた状態でいてください
- 1~5までを緊張が取れリラックスできるまで繰り返してください
お布団工房:寝れないのはなぜ?寝れない原因と対処法を全て教えますより引用
また、普段から就寝前にはスマートフォンなどの明るい光、コーヒーなどのカフェインが多く入った飲み物を避けるようにすると眠りにつきやすくなります。
就活のことが心配で眠れない5つの原因
ここからは就活で不眠に陥る原因としてよくあるものを5つ紹介していきます。
それぞれの原因に対する対処法を説明していますので、当てはまるものがあると感じた場合はなるべく早く実践してみてください。
何をやれば良いか分からなくなり突如不安になる
就活を頑張りたいという気持ちはあるけど、何から始めていいか分からないという状況は何も特別なことではありませんので、情けなく思う必要はありません。
ただし、怖がっているだけでは現状を打開することはできませんので、正しいやり方を知るために自らアクションを取りましょう。
ネットにたくさん情報は載っていますが、どれが本当に正しいものなのか自分で判断するのは難しいと思いますので、そういうときは人に聞くのが1番です。
サークルやゼミの先輩など、身近な人にアドバイスをもらうところから始めましょう。
もし周囲に頼れる人がいない場合は、キャリアセンターや就活塾などのプロに頼るという方法もあります。
自分の事をアピールできる点が無くて思い悩む
自分をアピールすることが苦手だと感じてしまう原因は主に2つあります。
1つ目はアピールしたいポイントはあるけど上手く言葉にして伝えられないというパターンです。
就活で質問される自己PRには回答する際の型がきちんとありますので、ES添削してもらったり、第三者に面接練習をしてもらったりすればかなりの改善が見込めます。
2つ目は資格や実績などが何もなく、そもそも何をアピールすればよいのか分からないというパターンです。
まず勘違いしないでいただきたいのが、結果や肩書そのものには特に意味がないということです。
大事なのはあなたの思考やプロセスなので、資格などの目に見える結果がないからと言って気に病む必要はありません。
また、自信を失ったときは自分の良いところを周囲の人に聞いてみるのがおすすめです。
自分では認識していないような良い点を発見できることも多いですし、自分の状態を冷静に見つめ直すきっかけにもなります。
悩みを打ち明けられずパンクする
就活を1人で頑張るのは大変ですし、相談できる人も頼れる人もいないのは大変ですよね。
そんなときに役に立つのがキャリアセンターや就活塾などの就活生を支援してくれる機関です。
就活の進め方について具体的なアドバイスをもらうことができるほか、あなたと同じような思いでその場に来た学生がほかにもたくさんいますので就活仲間を作るチャンスでもあります。
また、企業の選考情報やノウハウを知るために情報交換するのは良いことですが、ほかの人の内定の有無や選考結果には振り回されないように気を付けてください。
自分だけうまく行かなくて取り残されている気がする
なかなか内定が出ないと不安になるのは当たり前のことですし、周囲の人たちが内定をもらっていくのを見て、自分だけが取り残されたような気持ちになるのも仕方ありません。
不安だと何事にも行動をする勇気が無くなるかもしれませんが、勇気を持ってなぜ選考に落ちてしまうのかを1度しっかり分析してみたいですね。
上手くいかない原因が分かれば、その部分を重点的に対策し直すことができますので、選考の通過率も上がっていくはずです。
また、「みん就」や「5ちゃんねる」などのネット掲示板は不安を増幅させてしまいますので、必要以上に見ないことをおすすめします。
面接の失敗した時の状況がトラウマになっている
ふとした瞬間に面接で失敗したことを思い出してしまい、なかなか次の選考に前向きになれないということもあるでしょう。
すぐに気持ちを切り替えるのは難しいかもしれませんが、1つお伝えしておきたいのは就活は「落ちて当たり前」だということです。
と言いますのも、現在の就活システムはマイナビなどの情報サイトから誰でも気軽にエントリーできる仕組みになっているため、1つの企業に多くの応募が殺到するのです。
大学受験などと比べてもその選考倍率は相当のものですし、むしろ受かる人の方が圧倒的に少ないのですから毎回気に病んでいてはキリがありません。
「失敗の原因を追究→改善のための面接練習→選考を受ける」というサイクルを繰り返せば必ず結果は付いてきます。
不安を払拭して不眠を解消する6つのコツ
上記で説明したように、就活で不安を感じる原因は人によって様々ですが、いずれにせよ眠れないほどの不安は心身に多大な悪影響を及ぼします。
そこで、ここからは簡単に不安を払拭するための方法を6つご紹介しますので、できそうだなと思うものがあればチャレンジしてみてください。
息抜きできる場所で息抜きをし、上手く気持ちを切り替える
これは就活に限ったことではありませんが、何事もONとOFFの切り替えが大切です。
毎日ぶっ通しで就活をするのは大変ですし、どこかで燃え尽きてしまいますので、「この日は好きなことをして休んでいい」という時間を自分の中で作っておきましょう。
また、頑張った後には自分自身にご褒美をあげるのもおすすめです。
私はマンガが好きなので、「重要な面接を受けたあとは好きなマンガを1冊買ってよい」というルールを勝手に作っていました。
就活は持久戦でもありますので、上手く息抜きをはさみながら進めるようにしてくださいね。
就活でうまくいかなくても何とかなると開き直る
そんな適当なことを言って大丈夫なのかと思われるかもしれませんが、この考え方は意外と大事です。
実際、就活で上手くいかなくても死ぬわけではありませんし、就職留年や転職、起業といった複数の選択肢を人生では取ることが出来ます。
それに、就活が不安でこの記事を読んでいるあなたは、今でも十分に就活に向き合っているということですので、少し開き直るくらいでちょうど良いのです。
思い詰めて挑む面接よりも「ま、なんとかなるっしょ」という気持ちで受ける面接の方が案外上手くいったりもしますので、騙されたと思って試してみてください。
就活の不安や焦りは幻想でしかないと割り切る
これは自分に暗示をかけるような形の対処法ですが、就活で感じる焦りや不安を払拭するのではなく、大したものではないと受け入れてしまうのです。
不安や焦りはどんなに準備していても完全に消し去ることはできませんので、それならば不安に思ったり、焦ったりする自分を認めた方が楽です。
「今、自分には不安や焦りがある」と自覚できているということは、冷静に物事を考えられている証拠でもあります。
適度な不安や焦りは自分を動かす原動力にもなりますので、上手くコントロールできるように頑張ってください。
メンタルトレーニングをして自己イメージを上げる
選考で過度に緊張してしまう、普段から気分の浮き沈みが激しいという人はメンタルトレーニングをしてみると良いでしょう。
メンタルトレーニングはトップアスリートのコンディショニングにも使われており、大事な場面で最高の状態に導くための準備のことを言います。
もともとの性格だから仕方ないとあきらめるのは簡単ですが、地道にメンタルトレーニングを続ければ必ず効果は出てきますので、まずはやってみましょう。
メンタルトレーニングをすることは前向きな気持ちになれるだけでなく、集中力を高めることや感情のコントロールにも役立ちます。
定期的に知人や友人に愚痴をはく
嫌なことや辛いことがあったときは誰かに吐き出すことで気持ちが楽になります。
就活仲間でなくとも家族や先輩といった身近な人で良いので、とにかく一人でため込まずに相談することが大切です。
愚痴を吐き出したからと言って何かが状況が改善されるわけではないかもしれませんが、ストレスを軽減するという意味では大いに役立ちます。
何もしない時間を少しだけ作り不安な感情を認識する
不安や焦りが大きくなっているなと自分で感じたときは、あえて何もしない時間を作ってみましょう。
就活が忙しくなるとやるべきことも多くなりますし、焦る気持ちも相まって「何かしていないと落ち着かないという」状況に陥りかねません。
とにかく行動するという姿勢は非常に大事ですが、キャパオーバーになっては元も子もありません。
不安な感情を認識するだけでも、少しは気持ちを落ち着かせることができますし、気持ちの整理をすることにもつながります。
安心してぐっすり眠れるようにしよう
いかがでしたでしょうか?
就職活動に不安を感じるのは誰にでも当てはまることですし、あまり思い詰めすぎないことが大切です。
その上で、眠れないほどの不安に悩まされて困っているならば以下の方法を試してみてください。
- 定期的な息抜きをする
- 何とかなると開き直る
- 誰かに愚痴を聞いてもらう
- 何もしない時間を作る
眠れないからといって自分にプレッシャーをかけるのは逆効果ですので、焦らずにリラックスできる方法を探しましょう。
不安な気持ちと向き合い、不安を感じている自分を受け入れてあげることが気持ちを楽にする第一歩ですので、まずはそのための時間を作るところから始めてみてくださいね。
最後にこのページに目を通されたあなたにおすすめの記事を2つご紹介しますので良かったら目を通してみてください。