- 「内定が思うように出ず全落ちが心配…」
- 「内定が出ない現状を打破したい…」
- 「全落ちしてしまったが、その後何から始めればいいか分からない…」
就活が本格化していく春~夏の時期、このような悩みを抱える就活生が続出しています。
そんな就活生に向けて、この記事では「全落ちの原因は何か?」、「どのように対策すればよいか?」「仮に全落ちしてしまったとして、何から始めればいいか?」について詳しく紹介していきます。
「このままではまずい、変わらなければ」と感じてこのページを開いたあなたは、まだ間に合います。
ぜひ最後まで読んで、就活が上手くいかない自分を変えるための第一歩を踏み出しましょう。
就活で全落ちしてしまう原因5選
まず、就活で全落ちしてしまう原因を5つ紹介します。
就活のどこで、どの段階でミスを犯してしまったのかを究明できなければ、対策を講じることはできません。しっかりと失敗の原因を頭に入れて、今後に活かせるようにしておきましょう。
ESの完成度が低い
まずはESの完成度が低いことが原因として挙げられます。
エントリーの第一関門であるエントリーシートで採用担当者の目に留まらないようでは、就職活動は上手くいきません。
悪い例として、「構成が簡潔でなく読みづらい」「接続詞の使い方が間違っている」、「ガクチカが甘い」などがあります。
エントリーシートは時間さえあれば完成度を高めることが出来るので、しっかりと準備しておくようにしましょう。
自己分析・企業分析が甘い
自己分析・企業研究が甘いことも原因の一つです。
面接では見ず知らずの人に自分がどのような人間なのかを伝えなければならず、そこで必要となるのが自己分析です。
自分にはどのような強みがあり、志望する企業に対してどのような点で貢献出来るのかを伝えられないと、多くの就活生の中に埋もれてしまう結果となります。
また面接官は、あなたがどれだけ自社について知っているかも見ています。
企業研究が甘いと志望する企業への熱意が伝わらず、当然面接官もそんな学生を採用しようとは思いません。
面接官に少しでも好印象を与えられるよう、しっかりと事前に自己分析・企業研究は済ませておきましょう。
面接練習不足
面接練習不足も就活失敗に直結します。
面接官は、あなたが社内で他の社員と友好な関係を築いていけるかどうか、取引先に失礼のないような振る舞いや言葉遣いが出来るかどうかまでしっかりと見ています。
そんな中、「面接官の目を見ない」、「あいまいな受け答えが多い」、「はきはきと話せていない」ようだと、面接官からの印象は最悪です。しっかりと好印象を与えられるように練習を積んでおきましょう。
大手有名企業ばかり受けている
大手有名企業ばかり受けていると全落ちの確率はグンと上がります。
なぜなら毎年大手有名企業にはエントリーが殺到していて、内定の倍率が非常に高くなっているからです。
人気の企業では倍率100倍超えも当たり前の世界となっています。数撃てば当たるだろうなどと甘く考えていると、気が付けば全落ちなんてことになりかねません。
全落ち回避のためにも、精神安定のためにも、滑り止めの企業をいくつかキープしておくことが大切です。
受けた企業が少なすぎた
受ける企業が少ないというのも就活の全落ちに直結しかねない行動になります。
就活に「絶対」はありません。受ける企業のレベルを下げて就活したからと言って、必ず内定がもらえるという保証はどこにもないのです。
それにも関わらず、自らエントリーの分母を減らしてしまうというのは自殺行為であると言わざるを得ません。
何が起きるか分からないのが就活です。有事の際に備えて、エントリーは十分な数しておくことをおすすめします。
就活で全落ちしないためには?全落ち対策3選
原因究明の次は「対策」です。ここではそんな全落ち対策を3つ取り上げて紹介していきます。
「対策」を一つ一つ意識して心がけることが出来れば、全落ちのリスクは限りなく小さくなります。就活で全落ちしないためには何をすれば良いのかしっかりと考え、整理しておきましょう。
就活の準備を徹底する
就活に臨む姿勢として当たり前ではありますが、事前に準備できるものについては徹底して完成度を高めておくことが大切です。
例えば、自己分析・企業研究はES作成時にも面接時にも大きく役に立ちます。
SPIやWebテストの勉強は、大手を受けるのであれば8割以上は欲しいところです。そして、やっとこぎつけた面接で失敗をしてしまわないようにも面接練習は必須となります。
これらはやればやるだけ成果に繋がるので、やらない選択肢はありません。事前準備でライバルにしっかり差を付けておきましょう。
志望度の低い企業も受けておく
志望度の低い企業を滑り止めとして受けておくことはとても大切です。
万が一の保険に一つでも内定を持っていると、どれだけ大手企業に挑戦して失敗したとしても全落ちは免れることが出来ます。
最終的にその企業の内定を受けるかどうかは後から自分で決めればよいので、必ず一つは内定を確保しておくことをおすすめします。
落ちてもすぐに気持ちを切り替える
気持ちの切り替えは就活で最も大事な要素の一つです。
就活全勝などほとんどありえないにも関わらず、一つの採用・不採用で一喜一憂してしまう就活生は少なくありません。
しかし、落ちてしまったという残念な気持ちをずるずる引きずっていては、その後の就活に大きな悪影響を及ぼしてしまいます。
そうならないためにも、すぐに気持ちを切り替えて落ちた原因を探すことが大切です。先を見据えて次への対策を早期に始めることが、就活成功の秘訣なのです。
いかがだったでしょう?
どれも難しいものではないはずです。原因を探り、対策をする。この基本が出来ていれば就活は必ずや上手くいくことでしょう。
ここまで紹介したポイントをしっかりと押さえ、同じ失敗は繰り返さないようにすることが大切です。
就活で全落ちしたらどうするべき?何から始める??
- 「もうすでに全落ち確定してしまった…」
- 「新たに就活を始めたいけど何から手を付ければいいだろう…?」
そんな不安を抱える就活生の方のために、ここでは「全落ちした後何から始めればいいか」を3つ取り上げて紹介していきます。
次の就活に向けて良いスタートが切れるよう、しっかりと最後まで目を通して要点を押さえておきましょう。
まずは全落ちした原因を探る
最初にすること、それは原因究明です。
全落ちした原因を洗い出すことが出来なければ、二度目の就活でも同じ轍を踏んでしまうことになります。
そうならないためにも、
- 「面接練習が足りなかった」
- 「ESの完成度が低かった」
- 「自己分析が甘かった」
など、自分が改善すべき点を片っ端からピックアップすることが大切です。
自分がなぜ落ちたのかをしっかりと明確にしておくようにしましょう。
対策を立てて実践する
原因がはっきりしたら、次は対策を立て実践しましょう。
対策については「全落ち対策3選」で紹介した通りですが、実戦経験を積むことでさらに本番に強くなることが出来ます。
具体的には、滑り止めの企業をたくさん受けて面接の経験を増やしたり、WEBテストの回数を重ねたりすることなどが例として挙げられます。
いくら事前に準備していたとしても、本番の雰囲気の中で実力を発揮できるかどうかは別の話です。
しっかりと対策をした上で、本番に強くなるために実戦経験を増やしていきましょう。
就活留年をするかどうか考える
意外と大事なのが、就活留年をするかどうかの話です。結論から言いますと、就活留年はすべきです。
なぜなら、留年をすることで新卒カードを残すことが出来るからです。新卒一括採用が主流の日本で、新卒という肩書きは非常に重要です。
卒業してしまうと既卒扱いになってしまうため、出来ることなら就活留年を選択するようにしましょう。
就職留年を成功させるポイントについては以下のページでまとめているのでご興味があればどうぞ。
全落ちしても就活は終わりじゃない!新たな気持ちで出直そう
- 「全落ちでニート確定…」
- 「フリーターとして生きていくしかない…」
そんなことは全くありません。新たな気持ちで就活を始めましょう。
実は今の日本では、20代の3人に1人が3年以内に転職しています。
大手じゃないと行きたくない、第一志望以外は興味ないなどと言わずに、一旦キャリアをスタートさせてしまうことをおすすめします。
ここまで紹介した「就活で全落ちしてしまう原因」、「全落ちしないための対策」、「万が一全落ちしたらその後どうするか」をしっかりと実践し、次の就活に活かしましょう。
<おまけ>就活支援サービスで全落ち対策!
- 「全落ちは怖いけど一人で対策するのも不安…」
ここではそんな方に向けて、就活支援をしてくれるサービスを紹介していきます。
ひとりでは難しいようなことも、専門のアドバイザーの手助けがあれば出来るようになるかもしれません。ぜひ最後まで目を通してみてください。
就活塾
就活塾とは、プロの講師が徹底した就活サポートをしてくれるサービスです。サポート内容はES添削や面接練習、グループディスカッションなどなど多岐に渡ります。
それだけでなく、過去の内定者のESを閲覧出来たり、OB/OGを紹介してもらえたりと充実したサービスを提供してくれるところも特徴です。
かかる費用は3000円~20,0000円まで様々ですが、プロによるハイレベルな指導を受けられるのならと全国多数の学生が利用しています。
少しでも自分に磨きをかけたい方にとって非常におすすめです。
就活エージェント
就活エージェントの主なサービスとして、ES添削・面接練習・就活相談などが挙げられます。
就活塾と違い、サービス回数が少なく設定されていることがほとんどですが、その分無料で利用できるというメリットがあります。
無料セミナー等のイベントを定期的に行っているのも嬉しいポイントです。
お金に余裕がないけどとりあえず相談したい…なんて就活生にはおすすめのサービスです。
⇒就活エージェントをはじめとしたおすすめの就活の相談相手はこちら
まとめ
いかがだったでしょう?
このページでは全落ちの原因や対策、その重要さがお伝え出来たと思います。最後にこの記事で押さえておきたい要点を箇条書きににしてまとめましたのでご覧ください。
- 就活全落ちの原因は準備不足にあり
- 全落ち回避のためにも志望度の低い企業まで受けておく
- 落ちてもくじけず気持ちを切り替える
- 落ちた後は原因を知り対策を考えることが大事
- 全落ちしたら就活留年がおすすめ
- 就活支援サービスを使う選択肢もある
就活は落ちることが前提と言っても過言ではありません。多くの就活生が、たくさんの企業にエントリーしているのがその証拠です。
なので数社落ちたからと言って落ち込む必要はありません。落ちた原因をしっかりと見極めて、次の企業の就活に集中しましょう。回数を重ねるごとにあなたの就活力も比例してアップしてくるはずです。
最後にこのページと併せて目を通しておきたいページをご紹介します。
⇒就活でメンタルが崩壊した時の対処法